COMPASS中津 児童発達から放デイになって

金曜日のCOMPASSです。
今日は児童発達支援から就学を機にCOMPASS中津に通い始めたばかりのお友達。

4月に1年生になったばかりのお友達。
保護者様の気がかりはお友達に語彙力があまりなく、会話が未熟な傾向にあったり、会話そのものが成り立たないこともあるということ。
週に5日通うことになったお友達と一緒に目指すのは、色々な表現ができて、楽しく会話ができる様になるようにと取り組みが始まります。

児童発達支援から継続しての活動では、着座については問題が見られませんでした。
元気なお友達ですが、学習となると、自分が面白いと感じていること以外には興味を示しません。
そして、興味のない課題には、極端に集中が見られない様でした。

語彙の獲得は、聞き、記憶し、模倣し、話し、活用するに至るまでを繰り返しできるまで取り組みます。
そのために活用されたのは、絵カード、ひらがなのうた唱和、みつばプリントのひらがなや数字の読み書き、名前書きの練習などでした。

実は、お友達の言葉の取り組みはもう何年にもなります。
お友達は、幼稚園入園前からCOMPASSで言葉の学びを始めました。
当時は発語もほとんど聞くことがなかったのですが、1年ほど経つと少しずつ発語が増え、挨拶や聞かれた事に答えようとするなど会話が少しずつできるようになってきたのだそうです。
そして「就学」というお友達にとって大きな環境の変化がお友達の意識に変化を持たせたのかもしれません。

放課後等デイでもお友達の興味をタイミング良く引き出せるよう、常に個別に先生が寄り添い、声かけを繰り返しながら療育を行います。
言葉の学びが活動の中心で、絵カードの名前を言うことや、ひらがなのうた唱和で徹底的に発音の訓練です。

ノリノリで取り組めている時は、声も元気で楽しくやれていますが、周りで活動しているお友達の方が目の前のカードより気になって仕方がない様子もちょくちょく見られ、そんな時は、声も表情も虚ろな感じで集中に欠ける傾向が見られるのだそうです。

苦手意識から積極的な姿勢へと繋がる指導。
時間をかけて取り組むうちに「やれた!」「できた!」の経験が積み重なり、自信がついて、まだあまり顕在化していない学習への意欲に繋がっていくものです。

それでも初日から比べると、COMPASSに着いてからの動作は成長が見られる様になりました。
元気にご挨拶から始まり、靴をしまったり、始業前にトイレに行ったり、手を洗ったり、筆記具以外を片付けたりする一連の行動は、どうやら小学生になった自覚からなのか、指示がなくても随分テキパキとした動きを見せる様になってきました。

先週くらいからはもう集団活動にも笑顔で参加できるようになり、指示に従って着座して待てるようになりました。
使える語彙が増えてくると、個別指導で得た知識を集団活動で応用力を伸ばす機会として生かすことができます。

余暇の時間や集団活動で、年齢の近いお友達同士で伝え合い、気持ちまで表現できる様になると、成長に加速が見られる様になるでしょう。
これからもコミュニケーションスキルや発語能力の更なる向上を目指し、総合的にステップアップできる様に導いていきます。

COMPASS発達支援センター中津
所在地:〒879-0123
    大分県中津市大字田尻1164-1
連絡先:0979-64-7108

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧