COMPASS古賀 パタパタ船がスイスイ進むよ!

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS古賀では夏の製作として「牛乳パックでパタパタ船を作ろう!」というイベントが開催されました。

おもちゃは玩具屋さんで買うもの?
いいえ、捨ててしまう身近な廃材が素敵なおもちゃに大変身します。

船の材料は「牛乳パック」と竹串、輪ゴム、ストロー、はさみ、ホチキスなど本当に身近な材料です。
「ハサミを使って切る」という行程で行われる手の微細運動は、巧緻性の向上に。
普段から見慣れている「牛乳パックが舟になる」という形の変化がお友達に感動と好奇心を育てます。
そして異なる年齢のお友達同士で楽しくコミュニケーションを取り、ルールも学ぶという盛りだくさんの狙いが込めらた企画です。

まずは牛乳パックを用意。
船の形になるように目印の線に沿ってハサミでカット、これで舟形になりました。
さらにパックのツマミの部分に輪ゴムを引っ掛ける切れ込みを入れます。
パックの底から全体の3分の1くらいのところに錐などで穴を開け、竹串を通します。
船が進むために必要なパドルに当たる部品を、これもまた牛乳パックの切り取った部分で作り、船の両側に、竹串を包むようにホチキスと接着剤で貼り付けます。
輪ゴムを3本繋ぎ、竹串の真ん中に輪ゴムを通し、そこから上部に入れたツマミの切れ込みに差し込みまで渡します。
船はゴムが巻き戻る力で、パタパタと水をかいて進みます。

完成までにはいくつもの行程があります。
硬い紙を真っ直ぐにハサミで切るのはすごく難しい。
輪ゴムを引っ掛けるのも、パドル部分を半分に折り曲げて取り付けるのも加減が難しい。
小さいお友達は少しだけ先生や年長のお友達の手助けを受けましたが、どのお友達も最後まで作り上げることができました。

完成後、先生がビニールプールを用意してくれました。
冷たい水がプールに張られ、どのお友達も順番を守って船を走らせます。
皆の牛乳パックが水の上を走っています。
冷たい水の感触、水の上を進む船…、最高の達成感を味わうお友達です。

楽しんだ後、お友達皆で片付けも頑張ってくれました。
感想を話し合う会が行われ、お友達から口々に好奇心あふれる質問や意見が出ました。
どうして動くのかな?
牛乳パックから舟ができたので、ロボットなどが作れるかもしれないね!
わからないところも、お姉ちゃんが手伝ってくれたから楽しかったよ!
舟が早かったからびっくりした。簡単にできたから、お家でも作ってみたい!
もっと広い所で走らせたらどうなるのかなぁ?

この日の感動はお友達の心を育てる小さな種を確かに蒔いたようです。
自分自身の小さな手で作り出された大切なおもちゃは、玩具屋さんに並ぶどんな高価なおもちゃより、きっとキラキラと輝いて見えたことでしょう。

COMPASS発達支援センター古賀
所在地:〒811-3104
    福岡県古賀市花鶴丘1丁目7番5号一丁目ビル1F103号
連絡先:092-410-2348

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