COMPASS高松Apple 風水害想定の避難訓練

土曜日のコンパスです。
COMPASS高松Appleでは台風シーズンを前に「風水害想定の避難訓練」が行われました。

写真はイメージです

今回参加してくれたのは児童発達支援のお友達4名。
何が始まるのかとドキドキな様子です。
まずみんなで一緒に避難するときのお約束「おはしも」という言葉を教え、なぜ「おはしも」が大切かについてお話をします。
またコロナ禍であるため「大きな声を出さないこと」「マスクを外さないこと」もお約束しました。

今回の想定は近くの池の増水による浸水があったという設定です。
タブレットで風水害の警報音が響きました。
その音を合図に避難行動が始まりました。

皆揃って垂直避難を開始します。
垂直避難とは、水害や土砂災害などの災害発生時に今いる建物や、すぐ目の前にある建物の2階以上のなるべく高層階へ移動する避難方法のことです。

リーダー役の先生が一旦お友達を集め、落ち着いて2階へ避難するようにお友達に指示を出します・
Appleはほとんど1階で活動を行なっているので、お友達にとって2階は未知の世界です。
2階へ通じる階段は、段差も大きな大人用の少し暗くて狭い階段です。
登る際は先生と手を繋ぐように声をかけます。

片方の手で手すりを持ち、もう片方の手は先生としっかり繋ぐように、そして足元をよく見ながら慌てずゆっくりと1段ずつ登るようにと、何度も声をかけながら行われました。
不安なのか繋いだ手を振り払いたそうなお友達もいたり、緊張でいっぱいになっているお友達もいました。
それでも繋ぐ手の温もりは、お友達の緊張や不安な気持ちを和らげてくれる特効薬です。
そうして全員が無事に2階に上がり、皆の無事を確認し、点呼をして訓練の終了となりました。
声かけを続けたことも手伝ってお友達は皆落ち着いて避難はできましたが、2階が初めてということで落ち着かないお友達もいました。

ハザードマップによれば、これまでは水害はあまり経験のないエリアですが、春日川が流れ、溜池が点在した場所にあり、2日間想定300mmの降水があった場合の浸水深は0.5〜1.0mとされています。
これは大人の腰の高さまで水が来る可能性を示唆しています。

今回初めて2階へ避難しましたが、新しい場所が苦手なお友達もいたため、そのことを想定した上で配置を考えたり、先生よりお友達の数が多かった場合、どうすれば安全で速やかに2階へ避難できるか等について今後も話し合いと検討を続けていきます。

COMPASS高松Apple
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2157-5
連絡先:087-899-6328

(施設名をクリックして頂くと施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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