COMPASS丸亀Wish 勝っても負けても…

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Wishの今年の夏のお楽しみは「水槽使ったゲーム」の数々です。

夏休みは1日中COMPASSにいることの多いお友達。
午前中は学習課題を頑張ってくれますが、午後はどうしても中弛みしてしまいがち。

毎年人気の「魚釣りゲーム」では、釣竿を片手で持ち、竿先のマグネットがブラブラするのを腕や手先の感覚を頼りに上手にコントロールしながら、魚を釣り上げます。
このお魚たちもお友達がそれぞれ紙に描き、色を付け、切り抜いてクリップを留めた力作です。
魚釣りの際にはもう一方の手にバケツを持って魚を釣り上げるので、途中で落としてしまわないように自分達で試行錯誤しながら、1匹でも多くゲットしようとする姿に(コロナ禍なので)控えめな応援が飛び交います。

スーパーボウルすくいでは、縁日の金魚すくいでお馴染みの「すくいポイ」を使用。
髪が破れないように、なかなか思い通りに行かない水の流れに沿って動くボールを追いかけます。
このゲームの記録は凄いものでした。

何とスーパーボウルを100個もすくえたお友達もいたのだそうです。

これには周りで見守るお友達も皆びっくりした顔で「すごいなぁー!」とお友達を褒めたり、称えたりしてコミュニケーションを図れていました。

Wishの金魚すくいで泳ぐ金魚は、お弁当でよく見かける「タレびん」でいっぱいの水槽です。
金魚すくいでは、スーパーボールと同じように「何匹救えるか?」というゲームで競います。
勝負となると俄然張り切るお友達もいて、活気にあふれていました。

お友達に勝ったり、負けたりと真剣勝負のやり取りで一喜一憂。
でも最後にはそれぞれの成果を心から「おめでとう!!」と讃えあう姿を見せ、先生達は感心させられたのだそうです。

水槽を使った最後のイベントはヨーヨー釣。
こよりで作ったヒモを使って、中に少し水が入った水風船のヨーヨーを釣り上げるというものです。
こよりは微細な動きを伝え憎く、コントロールが難しくて・・・

お友達はみんな力が入ってしまったり、何度もやり直したりと試行錯誤しながら楽しんでいました。
釣ったヨーヨーは、おうちにお土産として持ち帰れるとあって家族に見せたいと、皆真剣な顔をして取り組んでいました。

机の上で行っているのはダンボールを使った機織りです。
今回はダンボールで簡単な織り機を作成して、先生達と一緒に少し複雑な作業工程を繰り返し練習していました。

機織りは一定のリズムで単調な作業を繰り返すため心の落ち着きを得る効果や目や指先・上肢、姿勢を協調的に保ちながら行うことにより、手先などの運動機能の向上が期待されるのだそうです。
機織りのリズムが掴めるまでは少し騒がしかった室内も、次第に水を打ったように静かな空間になりました。
同じ材料なのですが、それぞれのお友達らしい個性あふれる作品ができていました。

こんな皆で遊ぶ時間にはリラックスしたお友達の姿が見られます。
今年は特に先生たちの「マスクをしなさい」「手を洗いなさい」「くっつかないで」などと指示が多い夏でした。
これからも油断はできませんが、コロナ禍にあってもゆったりとくつろいで過ごせる場であってほしいと願います。

COMPASS発達支援センター丸亀Wish
所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
連絡先:0877-35-8328

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