火曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央では放課後等デイのお友達と児童発達支援のお友達が通っています。
平日はCOMPASSを利用する時間帯が違うため、なかなか交流機会は作れません。
そこで佐賀中央の夏のイベントは、交流を深めるべく児童と放課後等デイ・合同で「魚釣り」と「ボーリング」を企画することにしました。

当日に参加予定の放デイのお友達を集めて、先生からイベントの企画を説明がありました。
「目的は楽しい思い出を作ること。」「小さなお友達とさらに仲良くなれるイベントにすること！」
これを聞いて放課後等デイのお友達は、キラキラの表情で準備を手伝い始めます。

早速魚釣りのチケットを作ったり、画用紙に魚のイラストを描いてくれたりと、積極的にお手伝い。
その魚のイラストに、今度は児発のお友達が色を塗り、力を合わせて合作した素敵な魚たちが出来上がりました。

放デイのお友達はスケジュールを確認しながら、飾りやボーリングのピンを作り、事前に並べて実際に遊んでみるなど予行練習を行うなど準備に余念がありません。
イベントの飾りは、ひとりのお友達が作り始めると、僕も、私もと次々に手伝いの手が上がり、様々なアイデアでイラストを描いてくれました。

待ちに待ったイベント当日。
まずはイベント実施にあたり、3つのお約束の確認です。
「マスクと手洗いをする」「仲良くする」「順番を守る」は、どれも大事なお約束。
先生が声に出して確認すると、みんな元気に「はい！」と返事をすることができました。
すると放デイのお友達が「ソーシャルディスタンスも大事だよね」と小さいお友達に教えてあげる様子も見られたのだとか。

さて、遊びは全部で3回できるというルールです。
釣り上げた魚は３匹まで持って帰ることができると伝えると、目をキラキラさせて早くやりたい気持ちを抑えきれない様子です。
放デイのお友達が児童発達のお友達を迎えるために飾り付けやチケットなど準備万端。
あとは小さなお友達が来るのを待つばかり。

楽しみにしていた小さなお友達がお客さんでやってきました。
チケットを放デイのお友達に渡すと、放デイのお友達はチケットを預かり、児発のお友達の名前を書いた後に「魚釣りとボーリングどっちで遊ぶ？」と優しく声をかけていました。

うまく魚が釣れなかったお友達には「僕が大きい魚を選んで取ってあげる」と優しく接する姿を見せ、いつの間にこんなに優しく配慮ができる様になったのかと胸が熱くなる先生です。
魚を受け取った児発のお友達もニッコリと笑顔で本当に嬉しそうでした。

写真はイメージです

こうしてたくさんの触れ合いと笑顔で溢れた1日が終わりました。
イベント後が終わってからの片づけも最後までやってくれた放デイのお友達。
先生たちが口々に「ありがとう」と伝えると、その笑顔は誇らしく、とても嬉しそうにしていました。

帰るときには「楽しかった！」とハイタッチ！
みんな笑顔で終わりました。
本物の金魚すくいではありませんでしたが、コロナ禍で外出できない分、自分たちの工夫で室内で楽しむことができて笑顔で過ごせた１日でした。
協力・達成・成功と、素晴らしい経験を通して、お友達それぞれが少し大人になった夏を見送ります。

COMPASS発達支援センター佐賀中央
所在地：〒849-0922
　　　　佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
連絡先：0952-97-7358

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