土曜日のCOMPASSです。
10月の終わりの金曜日、お友達が待ちに待った「ハロウィン・パーティ」が行われました！

パーティのためにお友達は絵を描いたり、壁面の飾りを作ったり、当日それぞれが持ち歩く「おやつバッグ」を作ったりと日毎に盛り上がっていきました。
ハロウィンのカラーはオレンジと黒が代表的なものです。

オレンジ色は「実りの秋、収穫」の意味があり、黒色は「死や死者」「暗闇」などのイメージで使われているのだそうです。
深い緑も魔女の色として使われることが多いようです。

こういったイベントは年に数回ありますが、お正月やお盆と違って、海外から日本に入ってきたイベントは何だか特別な感じがします。
そのイベントを通して、お友達は古くて遠い外国の空気を感じ、雰囲気を味わいます。

異文化を柔軟に受け入れて、自分達の文化と融合させるのは日本人の得意とするところ。
お友達の中で、この体験はどんな化学変化が起きるのでしょう？

さてハロウィンの当日がやってきました。
用意された衣装を纏い、どのお友達もだんだん気分が盛り上がっていくようです。
いつもは学習する場所ですが、今日ばかりはゲームやお菓子をもらえるコーナーが用意され、まさにハロウィン一色のCOMPASSです！

今回は大きなお友達と小さなお友達で1つのチームを作って回ります。
そうすることで違う年齢のお友達同士が自然に交流することで会話が弾み、貴重な経験となることも狙いの一つです。

まずチームでゲームを回ります。
大きなお友達が小さいお友達に声をかけながらルールを守り、順番を守るなど積極的に交流する姿が見られ、とても微笑ましく映ります。

あちこちのコーナーに目移りして、自分のチームを離れて気になるコーナーへ行ってしまうお友達も出現。
でもチームのお友達や先生のほんの少しの声掛けで、はっと気づき、チームに戻ることができていました。

今日はスパイダーマンやゴリラや魔女や色々な仮装をした先生とお友達でいっぱいのCOMPASS。
パーティーの事前準備や絵本の読み聞かせでハロウィンの風習を学んでいたお友達、仮装することも知ってはいたものの、いつもと全く違う雰囲気に大はしゃぎです。
とはいえコロナ禍であることも配慮して、距離をとり、写真に収まるとき以外はマスクをするなど皆気をつけていました。

年に一度だけのイベント、ハロウィン。
こんなにも幸せでいっぱいの嬉しそうな笑顔を見せてくれるなんて、準備に奔走した甲斐もあるというものです。
そんな達成感でいっぱいのお友達と先生たち、イベントが終わったいつものCOMPASSでは、季節が静かに冬へと移っていきます。

COMPASS発達支援センター神埼
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