COMPASS宿毛 節分の行事は・・・

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS宿毛では節分にちなんだ楽しいレクリエーションを企画しました。

そもそも節分とは季節の分かれ目という意味合いがあります。
では、節分とは具体的に何をする日なのでしょう?

古来より八百万の神様を敬う日本では、日常的に使う道具にさえ神が宿るとされてきました。
季節の変わり目は継ぎ目のような印象なのか「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられていました。

さらにこの時期は、春分という言葉が似つかわしくないほど寒さが厳しいこともあり、新年(春)からの無病息災を祈る行事として、大晦日には陰陽師によって追儺(ついな)と呼ばれる鬼を払う行事が行われていたのだそうです。
時は流れ、いつのからか追儺は豆をまいて鬼を払い無病息災を願う「節分」という親しまれる行事になっていきました。

今の節分には、豆まきで鬼を追い払うという行事が一般的ですが、色々な面から現代に伝わる節分も少しずつ姿を変えてきています。
落ちた豆を年の数だけ食べることも衛生面からやらないというご家庭が増えました。
そもそも節分自体もあまりやることがなくなっているのかもしれません。

それでもCOMPASSでは古き良き言い伝えや伝わる伝統をお友達に伝えたいと考えます。
そこでまずイベントの前準備として、お友達皆に鬼の仮面を作ってもらいました。
今のお友達に「鬼」というと流行りのアニメが真っ先に浮かんだりもするようですが、みんなそれぞれが思い思いの鬼のお面を作ってワクワクしながらその日を待ちました。

当日は、節分の説明を皆で椅子に座って静かにお話を聞きました。
「謎の節分、それはどんな行事なのか!?」お友達も先生が問いかける質問にそれぞれ答えながら、あまりよく知らなかった行事のイメージの溝を埋めて行ったようです。

そしていよいよCOMPASS宿毛流の追儺が始まります。
「皆が幸せで健康に過ごせますように!」という気持ちを込めて、鬼の顔が付いた紙袋にカラーボールを投げました。

そこには色とりどりのカラーボールが用意され、ストン!と入るように、どのお友達も一生懸命にボールを投げていきます。
壁にかかった紙袋には、お友達の願いが込められた、たくさんカラーボールが入っていて、どうやら願いは叶いそうですね。

どのお友達も大喜びで頑張ったお互いを称え合っていると・・・
いきなり大きな鬼がやって来て、びっくりのお友達!
今度はお友達皆がさっきのカラーボールをエイッとばかりに投げ、たくさんボールが当たった鬼は逃げていきました。

聞かされていなかったドッキリ企画に怖がるお友達もいれば、大喜びのお友達、大慌てのお友達と、反応はそれぞれ違います。
ですが最後には皆で一緒に鬼をやっつけて自分達でCOMPASSを守り、結果としてお友達それぞれがお友達みんなの幸せを願った素敵な1日となったようです。

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