おはようございます。
土曜日のCOMPASSです。
2月のカレンダーに最初に書かれているのは「節分」です。

季節は冬から春へと少しずつ移行していきますが、その季節の分かれ目が節分だとされています。
COMPASS古賀では節分にちなんだ楽しいイベントを企画しました。
その名も「節分！お箸で豆つかみレース」です！

日頃からお友達のお箸遣いを教えているCOMPASS古賀。
お友達は教材のお箸でいつもモールや大きめビーズなどを使って練習しています。
今日はその日々の療育が生きるゲームです。
細かい物をつかむためには手先に神経を集中させることが必要で、巧緻性を高め、生活動作をスムーズにするだけでなく脳の発達にも効果が認められるとされています。
今回は集中力を高め、ゲームに集中することで仲間と協力してやり遂げることを楽しむことが目的です。

ゲームの前には、豆を入れる箱や矯正箸を作って準備万端！
その箱に豆に見立てた小さなアイテムが箱に入っています。
それを隣の人の箱に入れ、2チームに分かれて一列に並び、1分間でいくつゴールまで運べるかを競い合うというものです。
チームにはそれぞれ年長のお友達がリーダーさんに選ばれます。

さあゲームのスタートです！
お友達は丸いビーズや花形のビーズ、スポンジ玉などから好きな物を一つ選び、箸で隣の人へ。
タイムを測られていることで、緊張するお友達。
時々アイテムを取り落としたりしながらも、チームで力を合わせてゴールまで運びます！

1回戦、2回戦と回を重ねるごとにお友達皆は”つかみやすい物”が分かってきました。
最初は1分で1つしか運べなかったチームも、最後には5つ、6つとスピーディーに運べるようになりました。

今日はゲームという楽しい雰囲気がお友達のテンションを上げ、日頃の療育で箸遣いが苦手なお友達も、遊び感覚で楽しく活動できました。
夢中になると姿勢も崩してしまいそうですが、今日はお行儀よく着座して最後まで集中できました。
リーダーさん役のお友達も並び順なども考えて、早く運べるように一生懸命工夫していました。

小さなお友達の順番になると、同じチームの仲間が励ます様子など、心温まる場面も見られました。
勿論、絶対負けたくない！と、勝敗にこだわるお友達もいましたが、そのまま切り替えられないこともなく、負けたことをしっかり受け止めることができていたのは大きな成果です。
次の順番が来るとそのお友達も皆で力を合わせて頑張る様子も見せてくれていました。

節分という季節の節目は、お友達にとっても成長の節目となったようです。
2月は一年で一番寒い月ですが、ここから温かい春に向け、季節も草や木も、お友達も芽吹きの季節を迎えます。

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