これから行う課題の説明を受けたお友達。

「よーい、はじめ！」先生の声を合図に二人の男の子は並べられた洗濯バサミを色を交互にして台紙に貼っていきます。

まだ幼く力の弱い指先で洗濯バサミを開く、交互に色違いを並べながら台紙に揃えて固定するのは根気がいる作業です。

こちらの女の子は、小さな手のひらに収まるサイズのひらがな絵本で、発語の練習とひらがな探しに夢中。

開いた絵本のページにある目当てのひらがなが含まれるモノを見つけると、得意そうに指さしで教えてくれます。

さて、お家の方のお迎えを待つ時間は、お友達の楽しみにしている最高のお遊びタイムです。

どんな遊びをやっているんでしょうか？

失敗して凹んでいるかと思いきや、コロコロ笑ってさも可笑しそう。

お迎えでお家の方が来るまで、ボールを使った一人遊びに興じていました。

こちらの二人組のお友達、カラフルなチェーンリングを引っ張り出してきました。

丸く輪を作って、頭に飾って王冠に見立ててお姫様と王様ごっこが始まりました。

お友達にとっては、ここはお城。

発語を頑張っている男の子は、ごっこ遊びのストーリーに沿って言葉を出そう、何とか話そうと頑張っている姿が印象的。

遊びのストーリーやルールは子どものもの。

先生たちは微笑ましくも「頑張って」と願いながらお迎えまでの間、事故のないように見守っています。

明日もまた、頑張ろうね・・・そんな思いを込めて後ろ姿を見送ったのでした。