COMPASS高松 言葉も気持ちも、前へと…(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松のお友達が通い始めて半年が過ぎ、季節は初夏になった頃…。
植物がするすると幹を伸ばすように、お友達の成長が少しずつ現れ始めました。

繰り返し、繰り返し、何度も何度も言葉をかけ、学びを進めてきたことで、お友達は先生の伝える言葉の意味の輪郭を、それが初めてでも掴めるようになってきました。
新しく担当になった先生の名前もすぐに覚え、「〇〇先生!」と名前を呼んでくれるようになりました。

継続して頑張ってきた苦手なお箸の持ち方の練習でも最近ではとても上手になりました。
手順を教え、理解することや、手先・指先の機能訓練として取り入れてきた作業の中でも「折り紙」はお友達にとってとても得意なものになってきました。
学習でも気が散ることもなく、先生の指示をしっかり聞いて集中して取り組めるようになりました。

保護者様からご覧になってもお友達の成長は、雛鳥の羽化を見るようにだとおっしゃっていました。
「できた!」をたくさん経験してきた今、お友達は何にでも真面目に取り組み、苦手な事にもチャレンジする意欲を見せるようになりました。

最近では得意になった折り紙をお友達に教える姿も見かけるようになりました。
楽しそうにお友達に話しかける姿を先生は幸せな気持ちで見守っているそうです。
苦手な分野はやりたがらなかったお友達でしたが、言葉も気持ちも、前へと向かうようになり、今では分け隔てなくいろいろなお友達と、どんな活動にも参加できるようになっています。

もっと高みへ、もっと豊かにコミュニケーションの力を上げていきたいと、今、お友達と新しい課題に取り組み始めています。
春には3年生に進級したお友達、できないことを数えるのではなく、次に得意になっていくのはなんだろうと楽しみに見守り、丁寧な関わりを続けていきます。

COMPASS発達支援センター高松
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 Ⅰ 号棟
連絡先:087-864-5823

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