No.611 COMPASS岡山ふれんず Halloweenでの学び

日曜日のCOMPASSです。
児童発達支援のCOMPASS岡山ふれんず。

小さなお友達は、先日のHalloweenに向けて指導のなかで壁のオバケ作りを頑張りました。

小さなお友達はいきなりハサミと紙を渡しても切ることはできません。
はさみで目をついたり、指を切ったりすると大変!

まずは着座して切ることと、はさみの正しい持ち方をしっかりと学び、怪我をしない持ち方を練習します。

正しく使うことが出来るようになると、小さめの直線を書いた紙を渡し、まずは線に沿って一回で切れる長さを切ってみます。
これで、お友達は達成感を経験することになり、切るという作業を楽しめるように。

紙の大きさを段々と大きいものにして、何度かはさみを続けて動かして長い線を切れるまで練習。

直線を切れるようになると、ガイド線を曲線に移行してレベルを上げていきます。

一連の練習でお友達も最初の頃のぎこちないハサミの動かし方から、スムーズにハサミを動かせるように成長がみられるように。

ここまでの練習を経て、今日の工作に臨みました。

さて、オバケの工作、どんな風にやっているのか、様子を覗いてみましょう。
大きな画用紙をハサミを使って切っていきます。
画用紙に描かれたガイド線は、大きな緩い曲線で描かれていて、切り抜くためには何度もハサミを動かさなくてはいけません。

最後まで切り抜いたオバケの形に、お友達、誇らしげに大きく自分にうなずきます。

次に、先生がお友達の手に絵の具を塗っていきました。
そして白い紙に力を込めてペッタンと手形を押しました。

手形が乾くのを待つ間に、オバケの目や口も真っ黒な紙を切って作ります。

押した手形が乾いたようです。
手形をハサミで切り抜く作業ですが、手形って複雑な形。

大事なところを切ってしまわないようにハサミを加減して動かします。

手形の切り抜きが出来上がると、紙の裏に糊を丁寧に塗っていきます。
力を加減して糊のチューブを押しながら、上へ下へ、上へ下へ・・・

均一になるようにまた塗り残しがないように気をつけないとそこから剥がれてしまうので慎重です。

糊が乾いた作品をみてみると・・・
お友達の頑張りで、見事なオバケができました!
切り抜いた手形を上向きにしたものと、下向きにしたもの、印象が違いますね。

こうして頑張って出来上がったものがこちらです。

カラフルで、どこかひょうきんな表情のオバケ、オバケ、オバケ・・・!!

華やかな壁面のおかげで一気にHalloween気分が否が応でも盛り上がります。

手先を沢山使ってみんなで作り上げたイベントで、素晴らしい経験を積むことができました。
Halloweenは先月末に終わってしまいましたが、お友達の成長は終わることはありません。
幼い時期は、砂が水を吸い込むようにどんどん吸収していくゴールデンエイジ。

学びの機会を逃さず、沢山の経験を通して、どうか健やかに笑顔で成長してくれますように・・・

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