COMPASS古賀 話すこと、文章にすること(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS古賀に通い始めてから4ヶ月が経過し、お友達は小学生になりました。
通い始めた頃は、自発的な発言も少なく、表現力も十分ではなくコミュニケーションがうまくいかないことが多かったお友達。
思い通りにことが運ばないと、癇癪になりがちで、着座して学習活動に臨んでも集中に欠け、課題の選り好みをして、苦手な課題では取り組もうとする意欲が見られませんでした。

それでもCOMPASSでは先生の声かけや目標を持って取り組む姿勢を見せ、投げ出さず、諦めず、何度も挑戦し、苦手なことにも何度も気を取り直して繰り返し取り組んできた活動で成長を見せてくれるようになりました。
春を迎えた頃、お友達の様子に変化が見られるようになり、「これから何をするの?」と、活動内容を事前に知りたがるものの、苦手な集団活動でも嫌がらずに参加できるようになってきました。

イヤイヤ取り組んできたひらがな・カタカナではありますが、粘り強く取り組んできた成果でほとんど書けるようになってきました。
紙に鉛筆を走らせながら、思い出せない文字があってもそこで諦めず、勇気を出して尋ねることもできるようになりました。

集団活動でくまれたお友達とだけでなく、自然にどのお友達とでも一緒に活動をやろうとする姿を見せ、相手が初めて関わるお友達であっても様子を伺いながら言葉でコミュニケーションを頑張ろうとします。
先生から指示された課題が嫌なことだったとしても、黙ったままの顰めっ面ではなく、自分の気持ちを素直に「いや!」と言えることができるようになってきたためにお友達の学びは1ステップ前へ。
なぜならお友達の「イヤ!」を聞き、気持ちを受け止めることで対話が始まり、ではどうするか?を一緒に話し合い、課題の方向性を探ることができるからです。

保護者様からも「文章力が上がってきたために、学力が全体的に向上してきました。」とお友達の歩みを評価していただき、また「お友達の名前を覚えて、楽しくコミュニケーションを取ろうとするようになってきて・・・」と言葉と笑顔が増えたお友達の成長を微笑ましくご覧になっているとのことです。
保護者様と同様に古賀の先生たちもたくさんの成長のカケラを喜んでいます。

あれほど苦手としていた集団活動に「参加してみない?」と声を掛けると「…やってみようかな!」とお友達自身が発した言葉。
いやでも頑張ってきた成果で少しずつ自信を持って取り組める学習が増えてきて、「これできるようになったよ!!」と自信に満ちた笑顔で伝えてくれたこと。
話すことや言葉を連ねて文章にすることが自然になり、豊かになっていくことを願います。

11月になり、年が明けるとCOMPASSに通い始めてから3年目を迎えるお友達ですが、少しずつ日々の成長を刻みながら、こんなにできるようになったんだ!と先生たちを驚かせてくれるのが楽しみで仕方ありません。
まだ充分とは言えない会話表現も実践で磨き、自分の気持ちを豊かな表現で伝えられるようになり、集団活動でも率先して動けるようになり、まだ苦手な学習もさらに挑戦する気持ちで取り組み、充実した学校生活やお友達との交流となるように可能性を育てていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター古賀
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