COMPASS鍋島 衝動から平常心への道の途中(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS鍋島のお友達が通い始めて1年が経った今年の秋になると、あちこちで成長を目にするようになってきました。
それまでのお友達は、どの活動でも漏れなく落ち着かない様子で集中もできていませんでした。
制作活動や好きなことの活動だと、集中して取り組め、落ち着いて過ごせるようになってきています。

癇癪が出たときは、その気持ちのままお友達に手をあげてしまうこともありましたが、今では自分で気持ちをセーブできる様子が見られています。
園へお迎えに行くとき、うまくお昼寝できなかった日には引き渡しの際に驚くほど泣き喚くこともあり、不機嫌なまま乗車することも多く、当然ながらCOMPASSでもうまく軌道に乗れていませんでした。

今では園からのスムーズな引き渡しが行われ、来所後もスムーズにルーティンをこなし、抵抗もなく、自然な流れで学習に取り掛かれるようになりました。
送迎時だけでなく、目標の一つだった切り替えられないという課題も、当初に比べるとだいぶスムーズになってきています。

それでも、今でもおもちゃ遊びに夢中で興じているときに帰る時間になってしまい、先生から帰る支度を促されてもなかなか切り替えられず、寝転がって手足をバタバタして泣くときもあるのだとか。
その度にやはり声をかけ、周りが見えるように促しながら次にまた遊ぼうと先生の優しい言葉掛けに諦められない気持ちをなんとか諦めて帰る支度へと手を伸ばすお友達です。

言葉の学びに関しては「あいうえお表」を活用して、下の名前を選ぶことができるようになってきました。
ひらがなの読み書きは、引き続き絵カードの模倣や会話の練習を繰り返しながら目標を目指しています。
保護者様からは、お友達の一定の成長と変化を高く評価していただき、そのうえで継続的な支援を希望しておられます。

今でもごく稀にではありますが、自分の思い通りにならないときなどには癇癪がでたり、お友達にあたってしまうこともあるので、しっかりと見守りながら支援を続けます。
また学習の面でも、ひらがなの読み書きや数字の概念の理解などを現時点よりも深掘りしていきます。
これからもCOMPASSで経験するさまざまな活動を通して、お友達が自分で好きなものを見つけられるように、集中して取り組めるようにと願いながら、しっかりと支援を行っていきます。

COMPASS発達支援センター鍋島
所在地:〒849-0937
佐賀県佐賀市鍋島5丁目3-6
連絡先:0952-37-5938

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