土曜日のCOMPASSです。
お友達の言葉に変化が見られるようになったのは、日ごと、月毎に発語の練習を積み重ね、就学から半年経ち、丸3年になろうかという時期だったそうです。

聞き取りにくかった発音は明瞭となり、語彙が増え、コミュニケーションはジェスチャーから言葉へと変化していきました。
なかなか積極的になれなかったお友達同士の関わりも言葉の成長と共に増えてきて、会話で楽しく関われる様になってきています。

言葉だけでなく、読み書き、日常生活動作、そして基本的な学習にも取り組んできました。
算数に関しては数式を書いての計算問題を好み、10のかたまりも把握できる様になり、現在はお金の計算にも取り組んでいます。
どの分野の活動でも、以前ちらっと見せていた恥ずかしがるような様子もなく、積極的に取り組めています。

保護者様も「他のお友達との楽しそうなやり取りが増えてきました。」と評価され、「学習意欲も高く、この頃は英語も覚えている様です。」と更なる成長を期待しておられます。
COMPASSに通い出した頃は「ママ」としか発語がなかったですが、どんどん言葉を覚えてきて会話の広がりが嬉しいとおっしゃっています。

春には最上級生となるお友達、COMPASSでは、6年生のお友達に相応しい目標設定考えて取り組んでいます。
舌のトレーニングや口の体操では、口の形やあごの動きを意識づけしながら、繰り返し継続中。
50音唱和では、口の形や唇の動きに意識を促しながらこれもまた日々継続しています。
何度も繰り返すことで定着し、自発的な発信へのつながりを目指し、会話できたとき、言葉が通じる喜び、会話の面白さ、心が躍る話し合い、一緒に遊ぶ楽しみへとつながっていくはずです。

今現在、お友達との関わりでトラブルは見られませんが、これもまだ自発的な働きかけは少なめで、自分の気持ちを伝える場面があまりないためと考えられます。
ただ以前と違って、周りのスタッフに気持ちを伝え、代弁をお願いすることができていて、これは素晴らしい点だと評価しています。

今後の目標としては、更に明確・明瞭な言葉を発信してできる様になること、自分の考えや気持ちを伝えられるようになること、そして自分の力でお友達と楽しい時間を過ごせるようになることを目指しています。
今後も大切な時間を共有し、更なる成長や飛躍を楽しみにしながら、温かい見守りと支援に努め共に成長する未来へ向かっていきます。

COMPASS発達支援センター大野城
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