COMPASS高知.Jr 好奇心の芽生えを促して(2)

土曜日のCOMPASSです。
一昨年の初夏から利用を始めたお友達。
お友達は継続した言葉の学び、巧緻性の訓練を繰り返し、繰り返し、何度も何度でも課題に挑戦しました。
そして昨年の秋頃には、表情も、言葉も増え、たどたどしかった会話にも上達が見られ始め、意思疎通がスムーズになってきました。

活動で語彙数が増えると、ものの名前やさまざまな出来事にさらに興味を示し始め、芽生えた好奇心は止まりません。
「これ何?」「これ何?」と聞くことが増えていったお友達です。
一方で言葉が増えてくると、発語は増えましたが、言葉の発声に不明瞭さが目立つようになってきました。
そこで、改善するために絵カードなどで正しい音を発声できるように促していきました。

その一方で、お友達のコミュニケーションは豊かになり、自発的に言葉を発することも増えていきました。
まだどこかぎこちない会話で、一方的に話してしまうこともあるそうですが、簡単なやり取りもできるようになってきました。

何気ない会話で「どこにお出かけしたの?」と聞くと「イオン!」など当たり前に答えるお友達とのやりとりはこれまで見られなかった成長です。
特筆すべきことは、以前は伝わらないもどかしさで癇癪や叩くなどの行為につながることもありましたが、現在ではご自宅での癇癪も自傷や他害行為も見られなくなりました。

保護者様もこの成長ぶりを喜ばれ、利用開始当初はお友達の気持ちが分からず、ずいぶん謝れていたそうですが、今はやり取りができるようになって楽しいと言っていただいているのだそうです。
春には小学生になり、新しい環境に身を置くお友達が、たくさんのお友達との関わりがより楽しいものになるように導きます。

たくさんのお友達や、日々の過ごし方が変わる中でより多岐にわたる表現も必要とされます。
COMPASSではさらに語彙を増やし、正しい発音で会話ができるように取り組み、コミュニケーションとしての言葉を話すだけでなく、ひらがなや数字への理解を深められるように促していきます。

COMPASS発達支援センター高知 .Jr
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