COMPASSオレンジ 心から言葉を引き出す(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASSオレンジの通い始めて5ヶ月ほど過ぎた頃から「パパ」「ママ」と呼べるようになりました。
少しずつ語彙も増え、オウム返しではなくきちんとした応酬での会話が成り立つようになってきました。

お友達は視線を合わせられるようになり、挨拶もできるようになってきました。
相手の話をしっかり聞き、また会話の中で複数の指示でも聞き取り、内容を理解して答えられるようになり、会話が楽しめるようになりました。
さらに最近では、日々語彙力を伸ばしてきたお友達は、心の声と向き合い、それを言葉にして自分の気持ちや状況を「こうしたかった。」「こうだから嫌だった。」というように、言葉で詳しく説明できるまでになってきています。

お友達の成長は言葉だけではありません。
日常生活で必要な身の回りのほとんどのことを自分ひとりで行えるようになっています。
学習面では文字や数の理解が伸び、自力でプリントを解くことができるようになりました。
作業中や座学でも気持ちの切り替えが難しく、思い通りにならないと泣きだしていたお友達でしたが、気持ちの切り替えにかかる時間が短くなってきました。

保護者様も言葉の力が伸びて、会話が楽しめるようになってきたことをとても喜ばれ、「2歳11ヶ月からコンパスに通い始めました。その頃は言葉も5.6個くらいしか出ず、「パパ」「ママ」と両親を呼ぶこともありませんでした。
幼稚園とコンパスを平行して通う中、周りの子どもたちや大人との関わりのおかげで、自分の考えを言葉で伝えるのがどんどん上手くなっていくのを嬉しく見守っています。

6歳になり、年長さんとして就学に向けて、周りとのコミュニケーションなど、課題はまだまだありますが、先生方にも相談に乗ってもらいつつ、本人の困り感を減らしていけたらと思います。」と嬉しいコメントをいただきました。

来年には就学が控えているお友達です。
これからはお友達の会話力向上をさらに目指し、場面に合った行動や言葉の掛け方を学んでいきます。
また、より良い人間関係の構築のために、お友達がまだ少し苦手な相手の気持ちを想像できるようになり、善悪の区別ができるような判断力の成長を目指します。

総合的な成長を目指しながら、会話で「言って良い言葉」「悪い言葉」と、「やって良いこと」「やってはいけないこと」の区別を理解し、では「どう行動すべきか」を判断し、行動に移せるように導いていきたいと思います。

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