COMPASS武蔵新城 次の、そしてその次のステージへ(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城のお友達が通い始めてから半年が過ぎ、翌年1月になった頃には小さな兆しがいくつも積み重なって一つの成長が見られるようになりました。

オウム返しばかりだった会話は、いつしか単語となり、二語文も聞かれるように変化していきました。
COMPASSの玄関に着いても抵抗はなく、スムーズに入室し、ルーティンをこなせるようになり、学習準備まで自分ひとりできるようになりました。
当初は、着座を促されて座っても机に足を上げていたお友達ですが、足を上げて座ることは見られなくなっていきました。

わかるまで、できるまで、お友達の力になるまで繰り返されてきた基本的な日常生活動作の訓練や、学習、言葉へのアプローチ、そして人と関わるための取り組みは、数えきれないほど何度も何度でも繰り返されてきました。
この数年間の継続した取り組みで自発的な発語が見られるようになり、学習面ではひらがなの音読ができるようになりました。
そして、お友達は、周りのお友達の輪の中に入って仲良く遊ぶ姿を見せるようになってきました。

実はお友達は学校の制服を着るのも嫌がり、制服で登校できていませんでした。
それがこの頃から制服の着用にこだわりを見せなくなり、制服を着て学校へ行けるようになってきました。
この頃からあらゆることにあまりこだらなくなり、苦手だった予定の変更にも落ち着いて対応できるようになってきました。

保護者様もこれまでのお友達の成長をご覧になられ、言葉も交えたコミュニケーションをとりながら折り合いをつけられるようになったことをとても喜ばれています。
そして現在小学校3年生になった今、お友達はたくさんの「できた!」を体験し、いろいろなことへ挑戦する意欲を見せるようなってきました。

お友達は来年の春には大きな計画を控えています。
春からは学校を変わり、新たな生活をスタートする予定なのだそうです。
生活動作や学習面の定着と成長を目指したこれまでの繰り返しの取り組みを継続しながら、さまざまな出来事への対応力を磨き、スムーズに対応できるように促しを続けていきます。

COMPASS発達支援センター武蔵新城
所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481

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