COMPASS唐津家族以外との関わりで（２） | COMPASS（コンパス）発達支援センター

COMPASS唐津　家族以外との関わりで（２）

2024年9月10日

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS唐津のお友達が通い始めた昨年2月から半年過ぎると、積み重ねてきた活動成果が少しずつ見られるようになってきました。
特に意識の変化を確認でき始めたのは日常生活動作の練習に取り組む姿勢だったと言います。

というのも4月にはお友達のお兄さんが就学し、COMPASSでの利用時間が変わり、きょうだいで違った時間帯での活動が始まったことも１つの要因だったと思われます。
それまでは何かと気を配り、手伝ってもらっていたため、なかなか自分のこととして意識しづらかった生活動作です。
それがCOMPASSでの毎回のルーティンについても、お友達は自分がひとりで対応せざるを得ない環境にると、お友達は習得に意欲を見せるようになってきました。

来所のたび、お友達は絵カードでさまざまな言葉を知り、覚え、模倣から発信へと語彙力を増やしていくことに挑戦していきました。
個別の学習活動でも使える言葉を獲得し、表現を学び、たくさん集団活動や遊びの機会を作って、気持ちを伝えるトレーニングを続けました。

やがて利用開始から１年すぎた頃には言葉の発信が増え、同時に周りのお友達とも積極的に関わろうとするようになっていきました。
もう、外では借りてきた猫、そしてご家庭では内弁慶のお友達ではありません。

この様子をずっと見守っておられた保護者様からも「少しずつ自分でできることが増えてきて、言葉でのコミュニケーションも取れてきています。」と成長を評価され、また気されていたご家庭と外で大きくお友達の様子が変わることも「先生を通して家族以外との関わりも見られるようになってきました。」と喜んでいただいています。

COMPASSの先生たちもお友達がずいぶん変化してきたと話しています。
積極的に人との関わりを持てようになってきたこと、同年代のお友達と一緒に協力して何かに取り組んだり、活動で関わる様子が本当に楽しく行うことができるようになってきたと話しています。

お友達も今年の春からは年少さんになりました。
これからもCOMPASSだけでなく、保育園やいろいろな場所で小集団での活動に楽しんで参加できるようになって欲しいと願いながら、丁寧な関わりを継続していきます。
お友達の日常生活動作の向上も視野に入れ、更衣、食事、清潔動作等、できることを増やし、今よりスムーズに、もっと上達しながらそれが自信につながるように導いていきたいと思います。