COMPASS中津Lead 新しい世界を知って(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津Leadのお友達が通い始めて3ヶ月保護が経過した頃、お友達の様子に成長の兆しが見られるようになりました。
まず最初に成長が見られたのは、トイレでの排泄です。
当初はオムツを使用していたお友達でしたが、定期的にトイレに行くように促し、何度も何度も練習を繰り返してきました。
すると夏を迎える前にはトイレに行きたいと自分から先生に伝えられるようになり、現在ではオムツを卒業できています。

着座してもすぐに離席を繰り返していたお友達には、その度に何度も何度も席に戻るように声をかけ続け、興味を示す活動で飽きないように、楽しんで活動ができるように取り組みを継続していきました。
少しずつですが着座姿勢を維持して活動に取り組める時間が長くなり、活動への集中も見られるようになっていきます。
塗り絵では単色だけで塗りつぶしていた当初とは変わり、複数の色の使い分けができるようになり、色の識別もできるようになりました。

当初はあまり発語もなく、発声も不明瞭だったお友達ですが、絵カードなどで語彙を増やす試みや、応酬の練習を繰り返していくと、少しずつ気持ちを伝えられるようになってきています。
また活動に入る際の先生の説明もしっかり集中して聞くことができなかったお友達ですが、言葉に触れる機会が増えるにつれ、先生の言うことを聞こうとする姿勢が見られるようになってきました。
COMPASSで定番の「ひらがなのうた」も、元気いっぱいに周りのお友達と唱和できるようになりました。

文字の読み書きへの挑戦も頑張ってきたお友達ですが、全く書けなかったひらがなも簡単なものから書けるようになってきました。
とはいえ、お友達の文字は大胆なものですが、それでも継続した取り組みでバランスよく書けるように活動を継続中。
集団活動への参加もスムーズになり、先生の指示に従って動くことや、やりたいことだけをすることはできないと理解してルールを守ろうとする姿勢への変化も見られ始めています。

通い始めて半年が過ぎたお友達の成長を保護者様も評価していただいています。
保護者様は、座れる時間が増え、少しずつ落ち着いた様子が見られるようになってきていることが嬉しいとおっしゃっています。
ただ、COMPASSでは集団活動で少しずつルールの理解はできるようになってきているようだが、家庭では兄弟間での物の貸し借りの際にはこのルールの理解がまだ十分反映されていないようだとこれからの課題もお聞きしました。

お友達は来年の春に就学を控えています。
これからは就学をにらみ、自分の名前をバランスよく書けるようになることから数の認知など基本的な学習全般に取り組んでいきます。
さらに社会的なルールの理解が深まり、先生や周りの人の話を聞いて理解し、自分で判断できるようになることを目指しながら新しい世界を目指し、丁寧な関わりを続けていきます。

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