COMPASS岡山 活動で世界の広がりを(1)

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山に通っているのは、現在1年生のお友達です。
通い始めた3年前・当時4歳のお友達は、幼稚園や保育園などに通う集団での活動の経験はなかったそうです。
当時のお友達は、発語がなく、着座することもできず、先生の指示も理解できませんでした。

保護者様は、発語のないお友達が会話ができるようになって欲しいと願っておられました。
そして集団生活の経験がないことを不安に思われていて、学校生活がうまく送れるだろうかと心配しておられました。
そんな保護者様の思いに応えられるように、就学前の個別支援計画はCOMPASSに慣れてくつろいで過ごせるようになること、先生たちと信頼関係を構築し、発語への取り組み、そして身辺自立を目指した活動を立案しました。

お友達は、就学までのCOMPASSの利用で、繰り返し活動に取り組み、着座して療育はできるようになりました。
ただ、この頃までも余暇時間に走り回ってしまったり、水分補給も勧められてやっとひと口飲む程度しかできないことが気がかりでした。
昼食の指導でも固形物を食べることもできず、また、ミルクを哺乳瓶で飲むことをこだわっていました。

どんな活動も楽しそうに取り組むお友達でしたが、自主的に挑戦するといった積極性は見られませんでした。
まず活動で重きを置いたのは「言葉」の成長です。
絵カードを模倣しながら新しい言葉に触れ、自分の言葉として使えるようになるように導いていきました。
次にお友達が理解できる範囲の言葉を駆使し、指示を出すことに努めました。
また、集団に慣れることを目指し、できるだけ周りのお友達と関われる機会を作っていきました。

COMPASSの1日の流れを、活動の始まりから、休憩、そして帰宅するまでのルーティンを少しずつ身につけて自分のものにしていったお友達。
また言葉だけでなく、認知能力の向上を目指した様々な取り組み、そして生活習慣動作についてもしっかり取り組んでいきました。

お友達が最初の成長への流れに乗るまでは半年ほどかかったと言います。
その後も少しずつ成長していきましたが、就学後はたくさんの刺激を成長の種に変えて、お友達はどんどん成長が見られるようになっていったのだそうです。

OMPASS発達支援センター岡山
所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
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