COMPASS岡山 活動で世界の広がりを(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山のお友達が通い始めて半年が経過した頃から少しずつ変化が見られるようになってきました。
あまり嫌がることなく着座し、活動に取り組む姿が見られるようになってきました。
1つ1つの活動で、できるたびに褒められ、頑張りを認められて、お友達は活動が少しずつ楽しくなっていったようです。

成長に向けて大きな変化が見られるようになってきたのは、就学を迎えた後からでした。
就学してからは、新しい環境や新しいお友達との出会いで刺激を受けて意識が変わり、意欲を見せるようになってきました。

また、発語がなかったお友達の身近な「コーラ」「こめ」「おんぶ」「だっこ」などの言葉を発語できるようになってきました。
着座での活動と次の活動の間の余暇時間にはウロウロと歩き回ることの多かったお友達ですが、着座して落ち着いて過ごせることが多くなってきました。
意味を持った行動が増え、先生の真似やお手伝いをするようになってきました。

喃語や人任せのクレーンではなく自分で欲しいものを持ってくるようになり、苦手だった衣服の着脱を自分でしようとするようになった。ミルクを飲むときには必須だった哺乳瓶をやめることができました。
食事をとることに課題があり、お昼のご飯も食べることができなかったお友達ですが、給食で白米を食べられるようになったのだそうです。

当時から見るとその成長ぶりを保護者様も高く評価していただいています。
今では「学校」という言葉を聞くと、登校するための準備に黙々とこなすほど、学校が大好きなお友達です。
自宅でも準備や片付けを自分からやろうとす姿を見せているそうです。

発語が増え、勝手に歩き回ることもなくなり、集団の中での行動ができるようになってきた様子からも、入学前に保護者様が感じておられた不安を払拭するほどの成長ぶりを心から喜ばれています。
COMPASSに通ってからいろいろなことができるようになった娘を見て「もっとはやくCOMPASSに通わせていたらよかった。」と悔やまれるほど成長を喜んでおられます。

更に新しい世界へと向かおうとするお友達、春には2年生に進級します。
これからも更なる言葉の表出を目指し、語彙の増加や生活習慣動作の向上、今できることを更に伸ばし、苦手なことは少しずつ「嫌い」から「好き」へと変わっていけるように、諦めない取り組みを続けていきます。

COMPASS発達支援センター岡山
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