COMPASS熊本 ただ「話す」から伝わるまで(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS熊本のお友達に成長の兆しが見られるようになったのは、利用開始から4か月後の6月くらいからだったと言います。

時間ごとにスケジュールがあり、それを守ること、また今は何をする時間なのかを理解できるように、先生は何度も声をかけ続けていきました。
やがてお友達は、次第に自分の「今やりたいこと」を我慢できるようになり、「今はこれをする時間」とはっきりわかっていると、それを守って集団活動やお友達との遊びに参加できるようになってきました。

不明瞭だった発語も口を大きく動かす、口腔体操を繰り返すといった継続した課題への取り組みで、聞き取りやすい言葉が増えてきました。
お友達自身の気づき・伝わる言葉への意識が見られ始めると、明らかに言葉で気持ちが伝わりやすくなっていきました。

保護者様も、以前は自分の思い通りにものごとが進まないと、以前はすぐに拗ねたり、怒ったりしていたのに
体調にもよるものの、気持ちを切り替える時間が短くなってきていると話されています。
COMPASSでの口腔体操などの訓練のおかげで言葉が聞き取れるようになってきたことが嬉しいと話されています。

一時期ひらがなを書くことや鉛筆を持つのも嫌がっていた時期があったのに、夏休み明け頃から素直になぞり書きを練習するようになってきたことを大きく評価されています。
今は家ではどうしても甘えが出てしまっていたのが、今では書く練習だけでなく、COMPASSでは作文に取り組むこともできるようになっことをとても喜んでおられ、ホッとしたと話されています。

これからは就学に向け学校生活が楽しく送れるよう学習の向上を目指し、さらに日常生活動作や社会性の課題への取り組みで、お友達が出来ることを増やし、いろいろなことに挑戦する気持ちを育て、自己肯定感をあげながらその都度場面に応じた行動ができるように導いていきたいと思います。

 

COMPASS発達支援センター熊本
所在地:〒861-8074
    熊本市北区清水本町22番34号
連絡先:096-342-4458

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