COMPASSしまんと 繰り返しの続きは(1)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとに通い始めてもうすぐ3年になるお友達は現在小学校2年生になりました。
お友達は内弁慶というのでしょうか?
家では沢山お話しをするのですが、外では静かな様子を見せ、集団行動が苦手なのだそうです。
また、落ち着きがなく、模倣が苦手、思い出して話すことが苦手、そして集団の中の指示が入りにくい傾向がありました。

保護者様は当初、就学に向けての準備として学習面・社会面・生活面の向上を望んでおられました。
着座時間が長くなるように、また、文字や数量の理解を望まれ、小集団で関わる場面を提供して欲しいと希望されていました。
保護者様のご希望を受けて作成された個別支援計画の初回の長期目標は、椅子に座り落ち着いて様々な課題に取り組めるようになることでした。
また、初回の短期目標ではCOMPASSの場所や先生に慣れ、楽しく過ごす事ができるようになることを目指しました。

現在の長期目標では集団活動を通して社会性を身につけ、周りを見て行動し、相手のことを考えて話せるようになることを目標と設定しました。
また短期目標では、様々な場面の中で、他者のことを考えて話せるようになることを目指しています。
学習面では漢字や文章の理解を深め、繰り上がりや繰り下がりの計算方法や図形の理解を深め、周りの状況を考えて話したり、困った時にヘルプを出したりできるようになることを目指し、お手本を見ながら集中して活動に取り組めるようになり、きちんと話を聞いて指示通りに動けるようになることを目指していきます。

選択した課題としては、漢字や文章の理解を深めるために「漢字プリント」「国語プリント」「絵本音読」「穴埋め式日記」に取り組み、繰り上がりや繰り下がりの計算方法や図形の理解を深めるために「算数プリント」をたくさん経験していけるように取り組みました。
周りの状況を考えて話したり、困った時にヘルプを出したりできるようになるために、先生と会話練習や他児と関わる場面を提供していきます。
集中してお手本を見ながら活動に取り組めるようになるために「脳活キューブ」や「点つなぎ」などを活用しました。

きちんと話を聞いて指示通り動けるようになるために「どうぶつまねっこ」などの運動に取り組むことを目指していきました。
お友達に話しかけながら指示を出す際に、先生は、できるだけ指示がまっすぐちゃんと伝わるように心がけました。

集中力を伸ばすための取り組みとして「脳活キューブ」や「点つなぎ」など、それぞれの指示は個別で伝えるように心がけました。
お友達にとって難しい漢字の読み書きの理解では、自分で辞典で調べるように指導しました。

今していることが終わっていないのに次の課題が気になったり、周りが気になってしまうと集中が難しく、離席しがちです。
またふと目についたり、思い浮かんだものがあると、お友達は気が散りがちだったので、机には必要な物だけを置くようにして気が散らないように取り組みました。
そして半年ほどが経過したころ・・・
(後編へ続きます)

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