COMPASS観音寺 日常生活の習慣化に向けて

日曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺のお友達は日常生活の習慣づけを大事にしています。
これは、もうすぐ社会に旅立つ友達もいることから「自分の身の回りは自分でできるように」ということを軸においているためです。

将来の自立に向けて掃除や片付けのやり方を教え、習慣化できるようお任せしてきました。
例えばみんなでクッキング実習をした時は、食べ終わったあと、率先して食器をこんなふうに自分たちで丁寧に洗います。

洗いあがった食器は、一旦カゴに入れ、綺麗に水気を拭き取ってから食器棚へ。
飛び散った水も丁寧に拭き取ってくれて、水垢もつかないようにしていて、シンクはピカピカです。

また、洗濯物を干したり、畳んだりという作業もお願いしています。
家事や身の回りの片付けなど、社会生活の基本を習得することは、人の役に立っていると感じられることで、自信につながります。
気分に支配されず、決められたお手伝いをこなすことで忍耐力を養うことができるようになります。
だんだんとスムーズに自分だけやれるようになること、指示がなくても率先して行うことで、自立心が育って行きます。

しかし、習慣化は定着するのに時間がかかります。
手順もやり方もぎこちないものから繰り返しの中で身についてきて、先生から教わったり、作業を分担し得意なことをお願いしたりして少しずつできる事が増えてきました。

当初は言われてから動くという状況だったものの、家事や片付けの手順や流れを理解できるようになってきました。
最近では、自ら率先してお手伝いしてくれたり、ほかのお友だちが手伝っている様子を見て「私も手伝う!」と協力してくれたりするお友だちも増えてきました。
嬉しいことに、COMPASSでお手伝いを頑張った後、お家でも自分のできる事を見つけてお手伝いを申し出るお友達もいると保護者の方から報告もありました。

少しずつ少しずつ社会へ旅立つ準備をしているお友達。
時折、大人の顔をのぞかせるようになったお友達の背中は、ちょっぴり誇らしく思えました。

COMPASS発達支援センター観音寺
所在地:〒768-0022
    香川県観音寺市本大町1673-3 本大マンション202
連絡先:0875-23-7328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧