COMPASS小倉北 手作り絵本に描かれたのは・・・

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS小倉北で行われた「ぼくの、わたしのえほん」作りの様子をご紹介します。

今回絵本作りに参加したのは「ひらがな」が書けるようになった年中さんと年長さんです。
真剣な表情で描くお友達の世界は、カラフルな色と素敵な言葉で満ちています。

児童の絵の発達段階は世界共通なのだそうです。
最初の段階ではクレヨンや手に塗った絵の具を紙に擦り付ける「なすりつけ」や「こすりつけ」なのだそうです。
その感触を面白がり、描かれた指の跡の形にも興味を持ちます。

少し発達した次の段階では、しっかりと筆記具を握れるようになり、クレヨンや色鉛筆でぐしゃぐしゃと色を塗り始めます。

この時代があるからこそ、指先と紙の距離感を掴み、描く感覚を体感で学んでいくことができるといいます。
形をなさないその絵はメラメラ描きと呼ばれます。

大人が見てもただの殴り書きでしかないのですが、子どもにとっては身近な素材や、ストーリーなど意味ある題材が含まれるようになります。

やがて、丸や四角や線という形を書けるようになっていきますが、描いていくうちに後付けで生まれるストーリーが意味付けされるようになっていきます。

今COMPASSのお友達は、はるかにこの段階を超えた挑戦をしていることになります。
今回の絵本作りでも、先に何を描こうかと決めてお話を作り、その様子を絵にするというもの。

描かれた世界からは、お友達が心豊かに暮らしていることがとてもよくわかります。
どの絵もとても優しさや好奇心に満ちているのをご覧いただけるのではないでしょうか?

お話も伝えたいことが良くわかりますし、本当に良く「視て」いることがわかります。
COMPASSでの活動をテーマに選んだお友達が多かったのですが、リアルな描写に驚かされます。

毎日文字を読むことも、書くことも、会話の練習も楽しくて仕方ないお友達。
圧倒的な表現力は、好奇心で溢れたお友達の日々の努力の賜物です。

スポンジのような吸収力で、どんどん吸い取っていくお友達。
可能性の翼は大きく羽ばたき、その空は無限に広がっています。

COMPASS発達支援センター小倉北
所在地:〒802-0062
    北九州市小倉北区片野新町1丁目3-53おかたビル1F
連絡先:093-931-8438

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