COMPASS須崎 南海トラフ地震への備え

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS須崎では、南海トラフ巨大地震に伴い、津波が発生することを想定して避難訓練が行われました。

東日本大震災では、従来の想定を上回る大規模な津波が発生し、甚大な被害が発生しました。
南海トラフ巨大地震では、これを上回る規模の地震・津波が発生し、過去に津波浸水の記録が無かった地域を含め、甚大な被害が発生する恐れがあります。

須崎市では歴史地震の記録等から、津波からの緊急避難場所を海抜20m以上で更に高いところへ避難可能である事を条件とし、市内86ヶ所を緊急避難場所として指定しています。

今回、避難訓練にあたり消防署へ避難場所の確認をしたところCOMPASS須崎の近くでは「多ノ郷平和公園」という高台にある公園が緊急避難場所に指定されているとのこと。

多ノ郷(おおのごう)平和公園は海抜20メートル以上の位置にあり、確かに津波の想定より高い位置にあるため安全は担保されると思われます。

まず、職員全員で避難場所(多ノ郷平和公園)までの移動時間を把握することにしました。
避難経路にあたる道にある家屋やブロック塀など、倒壊により通れなくなった場合、土砂崩れにより通れなくなる場合など、様々な想定をしながら歩いてみます。

COMPASS須崎には、車椅子利用のお友達もいます。
車椅子で上がれない場所は、職員が抱き抱えて階段を上がります。

実際には職員の足で15分程度の距離ではありますが、海抜が高い分、急な傾斜や階段ばかりで車椅子の移動には大変苦労したそうです。

登り切った公園は高台で、海まで見渡せる眺望が素晴らしく、ホッと一息ついて休憩、そのあとまた長い下り坂を帰る一行でした。

地震が発生したときに被害を最小限におさえるには、一人ひとりが慌てず適切な行動をすることが極めて重要。
そのために地震に関心をもち、いざというときに落ちついて行動できるよう心構えとして繰り返し行う避難訓練の必要性を改めて感じた1日となりました。

また、日頃からの対策として、定期的に非常持出リュックの中(救急セット等)を確認したり、備蓄の水も1日あたり3リットルが必要であり、意識して備蓄をしています。

海沿いの町・須崎市では、市を挙げて大規模な災害、南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練が行われています。
現在、緊急避難場所までの避難経路の整備が進んでいるそうですが、現状では障がいのある子ども達との避難には、やはり一刻も早く車椅子を想定した改修が望まれます。

COMPASS発達支援センター須崎
所在地:〒785-0036
    高知県須崎市緑町9-27 須崎保岡ビル2F
連絡先:088-855-9338

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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