COMPASS武蔵新城DASH 学びを力に・・・

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城DASHに通うお友達、1年と少しになるでしょうか?

マイペースなお友達、でも時に気持ちの切り替えや、一度嫌な事があるとクールダウンに時間が必要になります。
会話については不明瞭な発声もありました。

細かい作業、例えば鉛筆を使うことや、折り紙でも角を合わせて折ることが苦手だったり、COMPASSのお友達同士で遊んでいても、学習への促しにすぐに応じられず、待たせてしまいます。

保護者様が気にかけていたのは、約束やお願いしたことも忘れてしまいがちな傾向があることでした。
COMPASSでは短期記憶お力を伸ばし、言葉で気持ちを伝えること、機能訓練や折り紙で指先の微細な動きを全体の成長のために繋げていこうと考えました。

「あいうえおの絵本」を使い、発声や文字の指なぞり、みつばプリントで運筆や「くしつ」からひらがなの練習、小さなキャップの開け閉め、そして折り紙を折ったり、聞き取りの練習などなど・・・テンポよく課題を切り替えていきます。

不明瞭な発声の練習については、励ましながら繰り返し、会話を楽しめるような場面を作りながら、嫌になったり恥ずかしくないよう、ニコニコで褒めて、話すことに自信を持てるよう促します。
巧緻性の伴う指導に活躍したのは折り紙で、これも苦手意識にならないよう、楽しんで取り組む工夫を行いました。

その成果はちゃんとこの笑顔に現れています。
もう最近は苦手意識は薄れ、自ら進んで折り紙をしたり、職員やお友達と楽しくお話しをしています。
言葉の練習、ひらがなの書取りの練習も頑張っています。

気になっていた記憶の訓練、今は口頭で伝えた内容をしっかり覚えている事を確認するゲームのような訓練で、お友達の記憶の定着を促しています。

あれから1年。
最近のお友達は、切り替えが随分早くなってきたのですが、時折フォローの声かけが必要です。
確かな成長を感じる一コマは、苦手な事にもトライする姿、わからない時や困った時にちゃんと言葉で、文章ではっきり先生に尋ねられるようになった事。

そして世界的に大変な状況下ではありますが、ピカピカの1年生になったお友達。
これからは、日常の中にあるメリハリに対応できるよう切り替えを成熟させ、学習の音読や読み解き、表現力や理解力の向上を目指します。

何より頑張ったお友達、繰り返す体験から得た学びを力にする事で、未来の大きな成長に繋がって行くのだと、誰もがその笑顔に確信しています。

COMPASS発達支援センター武蔵新城DASH
所在地:〒211-0044
    神奈川県川崎市中原区新城2丁目5番9号2階
連絡先:044-948-7328

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧