COMPASS古賀 実践、自信、実証の流れを

月曜日のCOMPASSです。
オープンして間もないCOMPASS古賀に通い始めたお友達、まだ3ヶ月余りです。

保護者様からはトイレトレーニングなど身辺自立へのご希望でした。
また、言いたいことが言えないでいるお友達に気持ちを伝えられる様になって欲しいと願われています。

お友達は体力がなく、着座するものの長くなると姿勢が崩れてしまいます。
真面目に取り組む気持ちも姿勢もあるものの、疲れやすく、集中も途切れてしまいます。
先生はお友達をしっかり観察しながら、無理をさせないように課題を進めていきます。

COMPASSで使われるオリジナルのプリントは、やさしい順からABC・・・と順にステップアップする様に企画されています。
学習の経験がないお友達との学習課題として、まずはプリントA1とA2からスタート。
たくさん褒められて自信につながれば全ての課題解決へと弾みがつくはずです。

プリント学習は小さいお友達にとって学校に行っている大きなお友達になったみたいで、実は嬉しいもの。
指さす、シールを貼る、という様な易しい問題を回答したとき、正解だととても褒められて、それが嬉しくて、次も成功したいと思ってくれます。

指先の力も弱いお友達ですが、プットイン・アウトを大の小ポストを活用して行いながら、作業の完了で達成感を得てもらいたいと願います。
言語指導にも注力し、「あいうえお表」の唱和、言葉でイメージできる様になるための絵本の読み聞かせも毎回行いました。

先生の「あ・い・う・・・」発声でお友達はこれに続くというスタイルですが、最初は不思議そうに見つめるだけで模倣はありませんでした。
それでも1月経ち、2月たつと、次第に慣れてきて口を動かす模倣の仕草を見せる様になり、「ま」「も」などぽつりポツリと声を出せる様になってきました。

言葉もですがトイレを使うことをマスターするのは実は大変なことです。
ご家庭でもトイレでの排泄ができないことに困っておられたため、COMPASSではパンツで過ごしてもらい、トイレ誘導を行っています。

下着が濡れて汚れることが「気持ち悪い」という感覚から、いきたくなくてもトイレに座ってみます。
まだ課題を残すものの、タイミングが合えばうまく成功する確率が次第に増えてきてはいます。
最近ではアイウエオ唱和でも「まみむめも」は言える様になりました。

語彙を増やす努力は継続して続け、今後も言葉で意思表示できる様にひらがなの歌なども使って経験を積み上げていきます。
目下課題の排泄面ですが、トイレでの成功体験で自信がつき、当たり前の日常になるまで導いていきます。


そう遠くない未来に「トイレに行きたい。」と言葉で自分の意思を伝えられ、自分でトイレに行き、手洗いまで完成させることを目指して頑張っていきます。

COMPASS発達支援センター古賀
所在地:〒811-3104
    福岡県古賀市花鶴丘1丁目7番5号一丁目ビル1F103号
連絡先:092-410-2348

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