COMPASS下関 不審者に対応して

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS下関でも不審の侵入に対する訓練が行われました。
今回の不審者は正面玄関から侵入、療育室に向かい、侵入されてしまうという想定です。

この日の参加人数は児童7人、放課後6人。
2日目には児童6人、放課後5人で延24人のお友達が参加しました。
コロナ禍での訓練であるため、マスクの着用は当然ですが、訓練に際しては騒がず、速やかに行動することをお友達が守れるように配慮を怠りませんでした。

お友達が「絵本の読み聞かせ」を楽しんでいるところに突然の不審者!
初日には、いきなりのことに怖くて動けなくなるお友達、ほかのお友達は先生の指示に従って勝手な行動はせず、迅速に別の療育室へ無事に避難する事ができました。
その間に、別の先生がてきぱきと110番通報を行います。
同時になんとか療育室2までで侵入を食い止めるべく「さすまた」で不審者の制御を試みます。

今回は「さすまた」を使って制御を試みたのですが、実は初日はうまくいかなかったそうです。
さすまたは有効な武器ですが、こちらの力が弱ければ簡単に掴まれて奪い取られてしまう可能性もあります。
そこで2日目は2人がかりで対抗する作戦で対応し、バッチリ不審者の動きを止めることができました。

固まってしまった児童への対応が遅れてしまいましたが、2日目は同じ状況下でも概ね迅速に避難することができました。
訓練後の反省会は、活発な意見が飛び交いました。

何より迅速さが安全を確保するために有効だったという意見が多く、また下関でもセンターの訓練と同じく不審者に対応するための「暗号」を使用したのだそうです。
先生にしかわからない「暗号」の活用で、侵入者を興奮させることなく、冷静に、安全に、そして迅速に避難対応を進めることができました。

今後、近隣の警察と連携を構築しながら、通報や「さすまた」等の訓練実施について、検討を進めていく必要性を感じた先生達。

必ずお友達の命を守り、安全なCOMPASSでの活動を提供していくために、より完成度の高い対応を目指していきます。

COMPASS発達支援センター下関
所在地:〒751-0849
    山口県下関市綾羅木本町2丁目2−1
連絡先:083-227-4328

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