COMPASS枚方 きっかけを掴んで

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS枚方のお友達、就学の少し前から通い始め、今年3年生になりました。
最初にお友達と連れ立って相談会に参加された保護者様は、修学を目前に「目があわず、言葉が少ないこと。」を心配しておられました。

保護者様の願いを汲み取り、個別支援計画では発語を促し、コミュニケーションが上達することを基軸に総合的な成長を狙ったものとなりました。
お友達に選択した学習課題は、語彙力の向上を狙った絵カード、あいうえお絵本、そしてCOMPASSのプリントなどです。

実は最初の相談会のとき、ご相談をお受けした本社の先生が話しかけると、ポツリとですが…、でも、しっかり発語が確認できたそうです。
この相談会で発語が出始めたことがきっかけになり、日を追うごとに発語の機会が増えていったお友達です。
語彙を伸ばすために絵カードでいろいろなものの名前を憶えていき、絵本の読み聞かせも楽しく継続していきました。

お友達はとても繊細な一面もあり、ノリノリで楽しく学ぶ気分が高揚したときと、沈んだときの差異が激しいところもあったそうです。
例えばご家庭の出来事などで気分が揺れ、そのままCOMPASSのその日の行動にすぐに反映されてしまうようでした。
落ち着かない気持ちのせいか、手を何度も洗いに行ったりするなど、とても神経質な行動も見られました。

月日は流れ、利用開始から半年経った頃からお友達は目まぐるしい成長を刻みます。
言葉を使って表現することがとても上手にできるようになり、自分の気持ちをはっきりと発信できるようになりました。
日ごとに笑顔が増え、明るくなって行ったお友達。
学校の教科についてもしっかり積極的に取り組むようになり、集中時間も増え、頑張った時間の分学力も飛躍的に伸びています。

なかなか苦戦していた「九九」も、すっかり憶え、すらすら言えるようになったお友達。
そんな我が子の成長を保護者様も喜んでおられ、ご家庭での様子を伝えてくださり、よくご相談され、療育に対してもとても協力してくださっています。

小学校からは、お友達同士の関わり合いがお友達の成長にとても影響を与えます。
個別での学習に加え、更にそれを生かした集団活動に繋げ、関わりの楽しさを知って欲しいと思います。
集団活動で今度もきっかけを掴み、場面を読み、思い通りにならないことでも自制心を発揮できて、他のお友達の気持ちを察して仲良く触れ合えることを目指します。
また学校の国語、算数の学習面の強化を図り、嫌いな教科でも「苦手・嫌い」から「できる!」へ、「できる!」から「好き・楽しい」に変わってくれるようにと支援を続けます。

COMPASS発達支援センター枚方
所在地:〒573-0007
    大阪府枚方市堂山1-44-10
連絡先:072-845-4428

(事業所名をクリックしていただくと事業所案内ページへ。電話番号をクリックしていただくと電話がつながります。)

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