COMPASS大村 火災想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村で、先日、火災想定の避難訓練が行われました。

今回は放課後のお友達が7名参加。
まずは全員揃って火事のときにはどうするのか、というお話から始まりました。
地震にしろ、火災にしろ、絶対に守るべきは「お・は・し・も」の行動です。
COMPASSでは避難の際のリーダーは先生ですので、そのリーダーの指示には絶対従わなければいけません。
コロナ禍の訓練なので、お友達とは「大きな声を出さないこと。訓練終了後にはアルコール消毒をすること。三密を避けて行動すること。」をしっかりとお約束しました。

COMPASS大村はビルの2階にあります。
特に階段は普段でも先生が付き添って事故のないように配慮していますが、避難する際には、いつも以上に迅速に、慎重に、そして冷静に一人ずつ順番を守って降りなければいけません。
また交差点に位置するため、無事に階段を降り切っても玄関で雪崩が起きないか、靴をスムーズに履けるか、玄関から外に出る際にも慌てて飛び出さないかなど、車にも気をつけて移動するなど注意すべきポイントがたくさんあります。

「火事です、火事です!!台所から出火です!!」
いつになく緊張した先生の普段聞かない大きな声が響きます。
役割分担に従ってテキパキと初期消火にあたる者、お友達を誘導する者、そして消防に通報する者と、各自、迅速に対応です。
いつもと違う様子に放課後等デイのお友達もちょっとソワソワですが、それでも階段をひとりずつ素早く降りて行きます。

「気をつけて!玄関を出たら待ってて!」と注意されたにも関わらず、ひとりのお友達が靴を履くやいなやパッと玄関から飛び出してしまいましたが、他のお友達は先生に従って裏手にある駐車場まで静かに列を列を乱すことなく移動できました。

駐車場で点呼を行い、またCOMPASSへ戻る一行。
戻ってからはお友達との反省会です。
みんなそれぞれ「よかったこと」「いけなかったこと」「訓練を通して感じたこと」について意見を出し、安全な避難について意識を高めていました。

支援終了後の職員反省会でまず上がった意見は、指示に従わないお友達が出てしまったことでした。
「いざ避難」となれば、それがどんな状況でも同じように冷静に行動できるように繰り返し、定着かを図る必要性を感じたと言います。

それは先生たちの行動も同じこと。
繋いだ手の先にあるのは、かけがえのないお友達の命だということをしっかりと受け止め、その命を守る最善の行動をとれるようにこれからも研鑽を重ねていきます。

COMPASS発達支援センター大村
所在地:〒856-0832 
    長崎県大村市本町259-1-2F
連絡先:0957-54-3288

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