COMPASS小倉北 ハイハイからお喋りまで

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS小倉北に通うお友達は3歳、春から年少さんになりました。
それは3年前のお正月が明けたばかりの頃。
保護者様に連れられて初めてお友達がCOMPASSにやってきました。

当時のお友達は幼くて歩行もままならない状態でした。
保護者様はお友達の可能性を伸ばし「歩く事から身辺自立など、自分で出来る事を増やしてほしい。」とおっしゃっていました。
また、周りのお友達から刺激をもらって成長してほしいとも希望しておられました。

個別支援計画は、事物への興味関心を増やし、お友達との交流を楽しみ、発語を育て、生活動作からまずはトイレトレーニングなどから、少しずつ成長を促す内容となりました。

本当に幼かったお友達。
当時は筋力が弱く、自分では歩けませんでした。
あまり周りに興味を持たず、何を見せても反応が薄いようでした。

そんなお友達と取り組むのは歩行練習、手遊び歌、絵本の読み聞かせ、他児との交流、絵カード、型はめ、50音唱和等です。
繰り返し継続していくと、次第に手遊び歌や絵本には反応し始め、とても喜んで模倣し始めます。
事業所内ではハイハイから歩行の練習に繋がるように練習を行い、トイレの感覚を掴んでもらおうと定期的にオマルに座ることを促して行きました。

通い始めてから2、3ヶ月経過した春には筋力がつき、おぼつかない足取りですが歩き始めます。
成長を喜ぶのも束の間、歩き始めると元気いっぱいで怖いもの知らずの顔を覗かせるようになりました。
机や椅子によじ登ろうとしたり、トイレに物を入れようとしたり、おもちゃを投げたり、こちらがヒヤッとする危険行為が度々あったのだとか。

もちろんまだ口頭で叱ったり説明しても通じません。
そこで、活発に動く楽しみはそのままに、危険な事をしようとする前にはすかさず興味のある遊びやおもちゃを用意したり、歌を歌うなどして意識を逸らすように努めました。

筋力の発達と同時に認知や情緒面の成長を見せてきたのは半年から1年経った頃からです。
模倣も上手になり、靴を履いて外でも歩行練習やトイレでの排泄ができるようになり、それに伴い理解できる言葉も増えて行きました。
初めの頃とは比べ物にならないほど成長したお友達は、もうある程度の身辺自立を見せ、着座でき、お話を聞くことも、集団活動に楽しく参加することも、言葉の発達についても意思表示をするまでになり、かなりの上達が見られるようになりました。

まさにお友達は今が伸び盛りのときを迎えています。
しかし、お仕事の都合で春から海外に一家でお引っ越しすることになり、残念ですが継続して成長を見守ることはできなくなりました。

ただ日本に帰省して長期滞在するときは、必ずCOMPASSを利用したいと保護者様も希望しておられ、違う形での関わりは続いていくようです。
これまでのようにいつも会えなくなりますが、心から幸多かれと願い、できる限りの支援とエールを贈ります。

COMPASS発達支援センター小倉北
所在地:〒802-0062
    北九州市小倉北区片野新町1丁目3-53 おかたビル1F
連絡先:093-931-8438

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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