COMPASS高松Apple 火災想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
今回のCOMPASS高松Appleの避難訓練は火災を想定して行われました。

今回は事前に訓練の実施や注意事項の説明などは行っていません。
いつも通りの時間が流れていると・・・
「火事だっ!!」という大きな声!
「みんな落ち着いて!COMPASSの外に出ますよ!」と屋外へ逃げるよう指示が飛びます。

穏やかに過ごしていたところに、いきなりの避難行動です。
ちょっとビックリした様子のお友達もいますが、先生としっかり手を繋いで外へ。
まさに今燃え始めている想定の建物からできるだけ離れるよう、道を挟んでCOMPASSの正面にある公園へ、端を通って広場へ避難します。
一旦点呼をして、全員の無事を確認できた後、帰りも手を繋いで来た道を戻ります。

戻ってからはお友達は感染症予防のために、もう習慣になっている手洗いを行っていました。
日頃から繰り返し教わっているためか、大きな声も出さず、マスクも外すことはありませんでした。
避難行動中も先生ともしっかり手を繋ぎ、走ったりせず、動く車や自転車に注意しながら移動できていました。

避難訓練の締めくくりは楽しく学ぶ「紙芝居」でした。
火事の避難訓練の紙芝居を見て「火事って怖いもの」だということや「火事が起きたらどうすすればいいかな?」ということを今回の自分たちの行動を振り返りながら再確認します。
しっかり行動できていたお友達は皆、キラキラの眼差しで先生のお話に耳を傾けていました

その後の職員会議では今回いくつかの問題点が浮き彫りになりました。
例えば玄関で靴を履くこと、お友達に履かせるのに時間がかかり、混雑してしまったこと。
これについては緊急時の柔軟かつ臨機応変な対応で、今後は外に出てから靴を履くことも考えるべきだという意見がありました。
また保護者様の連絡先などが記載されている非常時の連絡網や持ち出し袋を忘れそうになってしまったこと。
これについては日常的にも常に意識して非常時の持ち出し品について職員同士で声を掛け合うべきだったと話し合われたそうです。

全国のCOMPASSでは「火」そのものを使うことは殆どありません。
しかしながら湿度が高くなるこの時期には、埃を被ったコンセントからの出火、ウレタンや燃えやすい素材が窓の近くにあったための陽射しによる出火が考えられるそうです。
火災での被害は、火傷ではなく煙によるものが大半だということです。
体勢を低くして、煙を決して吸わないよう、吸わせないように配慮しながら、これからも全国のCOMPASSでは訓練を継続していきます。

OMPASS高松Apple
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2157-5
連絡先:087-899-6328

(施設名をクリックして頂くと施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧