COMPASS川崎  風水害想定の避難訓練

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎では本格的な梅雨のシーズンを前に風水害への備えとして避難訓練が行われました。

今回は豪雨により近くの河川(多摩川、鶴見川)が氾濫したという想定です。
ハザードマップによると、川崎事業所のある一帯は雨量により1~3メートルの浸水が想定されるとのことですが、最悪の状態の場合、建物の1階の事業所は水に浸かってしまう可能性があるのだそうです。

訓練にあたり、事前にマンションの管理人に相談したところ「水害発生時はこちら管理棟へ避難して欲しい。」とアドバイスを受けました。
「高所への避難も勿論OKです。この建物は電源が独立しているので停電等の心配もないし、万一の場合に備えて備蓄もありますよ。」と丁寧な説明を受けました。

そこで、今回の避難ルートは1Fの事業所から建物の管理棟への避難訓練を実施することとしました。
気になるのが移動する際の避難経路の雨水です。
これに対して、建物の排水工事はすでに整備されていて、雨水等はすべて海に流れるようになっているので安心して歩いて来れますよと回答して頂きました。

さて、雨が降ってきて、雨水が入ってきたという想定で、先生の声かけを合図に避難訓練スタートです。
今回参加したのは放課後等デイのお友達が4人、先生は2名です。

皆一緒に管理棟まで避難し、経路を確認します。
事業所に戻ってきてからは防災リュックの中身を確認し、最後に感想を述べ合いました。
訓練終了後には駐車棟3Fに土嚢など防災備品の備蓄場所があると聞いていたので、それぞれ場所の確認を行いました。

手順に従って避難訓練を行いましたが、関係各所への連絡をする係は午後の児童の受け入れがあったためそのまま事業所で待機します。
お友達の感想を聞くと(管理棟へ行くのが)「初めてで緊張したー!」という声や、「水筒は持って避難した方がいいと思う。」という意見もありました。
これから暑くなるので、確かに必要ですね。

お友達の避難行動は素晴らしかったといいます。
指示されなくてもお友達同士で「静かに!」「ちゃんと手を繋いで!」等、声を掛け合うしっかりした姿を嬉しい思いで見守っていたそうです。

今回、防災リュックの中身を確認したところ、懐中電灯に亀裂が入っていたのを発見したそうです。
ただヒビがはいっていただけなので使用には問題ないのですが、定期的に中身を確認する必要性を感じたとのことです。

毎回避難訓練を行うたびに新しい気づきや発見があります。
訓練を行うことで精度が上がり、より命を守る行動を取れるため、命を守るために更に考え抜かれたプランで訓練を継続していきます。

COMPASS発達支援センター川崎
所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

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