土曜日のCOMPASSです。
COMPASS唐津では風水害を想定した訓練概要が行われました。

COMPASS唐津は道路に面した１階店舗ですが、一級河川・松浦川の支流からも少し離れたところにあります。
とはいえ佐賀県では、過去にも大雨や台風で甚大な被害が出ていることもあり、ここ数年の異常気象による豪雨発生を想定して訓練は必要不可欠だといえます。

今回の訓練の企画は、まず絵本『たいふうどうする？』の読み聞かせを行い、水害時の危険を理解するところから始まりました。

パネルで4つの約束(お・は・し・も)を伝え、避難する場所を伝えます。
実際に訓練を開始する前に、繰り返しお友達に問いかけをして、理解できているかどうかを何度となく確かめました。

さて、訓練スタートです。
スマホから警報音が響き、それが合図となりました。

「おはしも」を守りながらお友達は皆玄関で靴を履き、誘導ロープを持ち並んで指示を待ちます。
COMPASS唐津のあるビルの2階以上も店舗が並び、水害時における垂直避難での一時避難先としては最適だといえます。

今回参加したのは児童のお友達が1名･放デイのお友達が5名。
歩行や階段昇降に補助が必要なお友達の側には先生が寄り添い、手を引き、決して目を離さないように配慮しながら移動します。

全員が避難先の2階に上がり終え、人数を確認し、点呼。
無事を確かめ合ったあと、静かにCOMPASSに戻りました。

職員会議での評価では、ひとり参加していた児童のお友達も、全員離席することなく最後まで話しを聞くことができていたこと、また大きな警報音が鳴り響いても、落ち着いて靴を履き、おしゃべりをせずに避難場所まで移動することができたことは大いに評価できることでした。

今回の訓練で前回の訓練時にも参加したお友達の殆どが「おはしも」についてしっかり覚えていたこともあり、繰り返し訓練を行うことの大切さを改めて考えさせられたといいます。

これからは台風シーズンになります。
吹き荒ぶ風、激しい雨や雷の最中には何が飛んでくるか、道路が使えるかも分かりません。
いつ、いかなるときでも命を守る行動が取れるかどうかをしっかり考え、最善の対策を行い、訓練を継続していきます。

COMPASS発達支援センター唐津
所在地：〒847-0821
　　　　佐賀県唐津市町田1丁目8-5前田ビル1階101
連絡先：0955-53-8638

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