COMPASS須崎 地震&風水害対応の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS須崎では地震発生時に風雨が強いという想定で14名のお友達と先生で避難訓練が行われました。
秋雨前線、ゲリラ豪雨、そしてそろそろシーズンに突入する台風。
私たちを取り巻く自然環境の変化により、恐ろしい被害につながる可能性はいつでも存在します。
ましてその最中に地震に襲われたら・・・

今回は、暴風雨の最中に地震が起きた!という設定です。
地震が来ると、高知県では気がかりになるのが津波です。
今回はまず「津波緊急速報」の音を鳴らし、机の下に入り机の脚をしっかり抑えて動かないようにし安全な姿勢を保つという揺れに備えるところから始まりました。

通常、揺れは数秒でおさまります。
揺れがおさまった想定で、次に先生の避難誘導に従って防災頭巾を正しく被り、お友達は皆玄関に集まります。
今回は建物の安全を確認できたとして、窓から離れ、館内で一番丈夫で安全な場所である廊下に避難し安全な防災頭巾をかぶって安全な姿勢をとって身を守りました。

実際の避難開始の前には風水害に関する紙芝居、絵本を見て危険性について皆で学びました。
そして被災時の経験として、身近なもので防災グッズを作って使ってみました。
今回は紙でコップを作り、中に袋を敷き入れて実際に水を飲んでみたお友達は、不思議な感覚と小さな驚きの表情でした。

今回厳しい場面を想定しての訓練でしたが、自力避難が困難なお友達や、避難指示が理解できないお友達など、様々な特性に応じて迅速に適切な指示や誘導、搬送ができるように先生たちの訓練を積み重ねていく必要があると痛感したのだそうです。

実施後の職員会議で出された意見は風水害発生時には停電が懸念されるため懐中電灯や暑さ対策としてうちわなども取り出しやすいところに備えていく必要があるという意見や、避難訓練についてマニュアルにそって行動することは基本で重要ではありますが、パターン化せずスムーズに避難ができない場合も想定して様々な避難の仕方を先生もお友達も体験していくことが必要だと感じたという意見もありました。

そんな事態が起きないようにと願うばかりですが、津波の到達時間は15〜20分後と想定されています。
その短時間で適切な指示と迅速な避難ができるよう自力避難が困難なお友達の搬送にも慣れておかなければいけません。
また時間帯によって利用人数が多いとき、複数のお友達を安全に避難誘導させる状況も起こりうるため、日頃から訓練を繰り返し、対応する力をつけるべきだということで意見が一致しました。

写真はイメージです

そのときどう行動すべきかがちゃんと身についていて、どう動くかが命を守れるかに直結します。
迷ったり考えるのではなく、すぐに対応できるようになるまで、今後も訓練を繰り返していきます。

COMPASS発達支援センター須崎
所在地:〒785-0036
    高知県須崎市緑町9-27 須崎保岡ビル2F
連絡先:0889-43-9328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧