COMPASS川崎 大きく咲く花火に願う

月曜日のCOMPASSです。
日本の夏の風物詩といえば、夜空に咲く満開の花火でした。

ところがこの2年、コロナのために川崎の近隣で開催される花火大会はほとんどが中止となりました。
お友達の楽しみにしていた花火。

せめて楽しい思い出にと、花火をあげようと考え、皆で手形で表現する「花火」アートに挑戦です。
お友達皆で手形を取り、花火に見立てて華やかに飾り付けていきました。

ふと、小さな手形を見た3年生のお友達は「僕と比べるとこんなに小さいよ! いくつくらいの子の手形なの? 僕もこんな小さかったのかぁ」と、自分の成長に思いを馳せながら手形を並べていきました。

夏の思い出として、花火ともうひとつ「風鈴」を作りました。
「風鈴」と聞くと、大人は当たり前に思い浮かべることができます。
ですが最近は音が気になる等の理由で軒下に風鈴を吊るす家はとても少なくなっているのだとか。

今回「風鈴」を作ることになって存在を知り、初めて見るお友達もいたそうです。
壁に並んだ風鈴の数々…

室内なので自然の風ではありませんが、扇風機があたるとかすかに「チリン」と音を立てる様を見て、にっこりと笑みを浮かべるお友達の表情が印象的でした。

夏と言えば…当たり前のように身近にあったものが様々な理由でなくなったり体験できなくなっていることは寂しいことです。

さらに以前のように楽しかった夏祭りのようなイベントができず、皆で思い出づくりをすることも難しい状況が続いています。

花火の季節が終わったら手形に日付を記入して、ご自宅へ持って帰って頂きます。
「こんな小さい手が…」と楽しい思い出と成長の喜びに繋がる思い出の品となってくれるといいなと思います。

この花火が夏の思い出として心に残ってくれるよう、そして来年こそは夜空に大輪の花を開く大きな打ち上げ花火をお友達の成長とともに楽しめる日常が戻る事を願っています。

COMPASS発達支援センター川崎
所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

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