COMPASS新下関駅前 火災想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS新下関駅前では「火災想定」の避難訓練が行われました。

今回は消防署などの立ち合いはありませんでしたが、事前に所管の下関消防局・中央消防署へ訪問しました。
消防署では消火訓練、通報訓練を教えてきただきました。

消火訓練では、水の入った消火器を使って映像の火を消す体験や、通報訓練では電話の音声に従って自分の言葉で伝える体験ができました。

お友達に特に好評だったのは、消防車の乗車体験でした。
また様々な種類の消防車や救急車を見学、説明していただき、とてもお友達も先生たちにとっても貴重な経験になりました。

9月1日は「防災の日」。
事業所での火災対応の避難訓練はこの日に実施されました。
お友達に「防災の日」の意味を伝え、防災というものに関心がもてるように促しました。
訓練の最初はお友達を集めて紙芝居から始め、避難するときの約束「おはしも」を学びました。

「おはしも」(=おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)がどういう意味か、なぜ守るべきなのかという理由も説明しながら、お友達が理解するまで繰り返し伝え、何度も復唱しました。
また、コロナ予防と併せて火災においては煙を吸う危険もあるため、マスクは絶対に外さないこともお約束しました。

さあ訓練スタートです。
キッチンから火災という設定のもと、大きく非常ベルが響きます。
お友達は先生の指示に従って玄関まで移動し、それぞれ素早く靴を履いて一時避難場所とされている事業所前の駐車場へ。
建物から少し離れた安全な駐車場で点呼、訓示を行い、訓練は終了しました。

参加人数は放課後のお友達が5名でした。
どのお友達もしっかり約束を守り、列を見出さず、スムーズに避難することができました。
避難後に、もう一度皆を集めて「おはしも」や避難することの大切さを再度学び、訓練は終了となりました。

今回の経験でも想像していなかった気づきや問題点が見つかりました。
まずは迅速な非難が求められているにもかかわらず、複数名が一度に靴を履くスペースが玄関にないことです。
例えば今後実際の避難時には命を守ることを優先し、状況によっては靴を履かずに避難することも考えないといけないと話し合ったそうです。

日々の療育で成果が見られるのも、訓練で迅速に避難行動ができるようになることも全ては繰り返しの経験で「目を瞑っていても」出来るまでに精度を上げていかなければいけません。

これから本番を迎える冬は、年間を通して火災が起きやすくなる季節です。
今後もCOMPASSでは、あってはならない「もしも」のために、万全の対策で命を守る行動ができるよう訓練も繰り返していきます。

COMPASS・新下関駅前
所在地:〒751-0872
    山口県下関市秋根南町1丁目2-24
連絡先:083-249-5328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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