土曜日のCOMPASSです。
COMPASS吉富ではお正月明けの初日に、みんなで絵馬を作りました。
「えまってなんだろう？」と、ここから始まるのですが、実際に段ボールで作られた見本を手に説明が始まると「初詣で見たよ！」と話すお友達もいました。

先生の手にあるのは裏に「みんなのえがおが たっくさん みられますように」と書かれた見本。
表にあるのは可愛らしい虎の折り紙がついています。
折り紙で寅の顔を折り、目・鼻・口をマーカーで描いて台紙に貼って、周りは松と梅で彩られています。
仕上げに穴にひもを通して出来上がりです。

虎の折り紙を自分で折れるお友達は、作り方の紙を見ながら折り、お友達同士で教え合う様子が見られました。
一人でできない小さなお友達には、先生が１工程ずつ説明しながら折っていきます。

出来上がった絵馬には、お友達皆が思い思いにそれぞれの「願いごと」を書きました。
なんのお願いにしよう？お友達皆、これは悩みます。
真剣に悩む顔のお友達もいましたが、先生にアドバイスを受けながら、最後にはそれぞれ自分だけのお願い事を決めて書きました。

絵馬は、なにかを祈願するときや願いが叶ったお礼として、神社に奉納する木の板です。
おみくじを結ぶのとは違って、これは奉納するものです。
元々は神様の乗り物である生きた馬の奉献が「絵馬」の始まりとされています。

やがて、木や土で作られた馬像や、木の板に描かれた馬の絵が、これに代わり奉納されるようになりました。
その後、馬以外のさまざまな絵も描かれるようになり、現在ではお願いごとを記入して奉納するという風習が残っています。

今年は寅年、と言ってもお友達の虎はお友達の個性が溢れていて、可愛らしい出来栄えです。
最後にお友達の絵馬はCOMPASSの窓に飾って、それぞれが皆のお願いごとを読んで、素敵な新しい年のスタートを切りました。

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