COMPASS大野城 ワクワクの春へ

月曜日のCOMPASSです。
コンパス大野城のお友達は、一昨年の冬から通い始めました。
保護者様もお友達の成長を願われ、落ち着いて集中できるようになってほしいと話されます。
また言葉が成長し、コミュニケーションが取れるようになってほしいと願っておられました。

当時のお友達はじっとしていられませんでした。
着座は苦手なので知育椅子を使用して体を支えるようにしました。
発語はあるものの、不明瞭で、コミュニケーションが苦手です。

支援計画には、まずはCOMPASSに慣れることを目標に定めました。
リラックスして言葉を学び、1つでも多くの言葉が話せるようになることが目標となりました。
そして、COMPASSで他のお友達との関わりを経験しながら交流を学べるように目指します。

通い始めた頃のお友達は、一人になることがなかったためか、送ってこられたお母様と離れられませんでした。
やっと勇気を振り絞って入室しても、緊張していて落ち着かない様子は手に取るようにわかります。

話しかける言葉の意図が汲み取れないお友達、お友達が返す不明瞭な言葉をわかってあげられない先生。
お互いの気持ちが伝わらず、もどかしい時期がしばらく続きます。

椅子に座るのも全くできなかったお友達でしたが、少しずつCOMPASSに通うことに慣れてきた頃には15分ほど着座もできるようになりました。
着座できるようになってからは絵本の読み聞かせや絵カードを見せて名前を教え、少し気が散りそうになると手遊び歌で気分を変え、口が滑らかに動くように口腔運動も欠かさず行いました。
これが毎日のお友達の日課です。

COMPASSに慣れてきてからは、先生が他のお友達との遊びに誘います。
できるだけ言葉をかけ、お友達との会話でのやり取りを繰り返しました。
こうしてお友達が通い始めて半年ほど経った5月後半には、お友達に変化の時期が訪れます。

たくさん笑顔を見せ、くつろいで過ごすお友達の姿が見られるようになりました。
着座も上手にできるようになり、着座時間も1時間ほどに伸び、言葉もたくさん覚えました。
教わった話し方を実践でも話せるようになり、言葉でのやり取りができるようになりました。
保護者様も大変喜ばれ、支援に満足されているのだそうです。

そして、これからは不明瞭さを残すところが気がかりだということや、少し成長して癇癪が見られるようになってきたため感情の抑制を学んでほしいという新しい課題に取り組むことになりました。

不明瞭さに課題は残すものの、今では送迎車の中で、前の日や休みの日の出来事を楽しそうにお喋りしてくれるようになりました。
先生の質問にも適切に答えられるようになり、言葉のキャッチボールができるようになっているお友達です。

この春、いよいよお友達は就園することになりました。
COMPASSでは、これから訪れる環境の変化によるお友達への影響を見極めながら成長への歩みを続けます。
課題もステップアップし、さらに流暢な会話で、たくさんのお友達を作り、楽しい会話で溢れるように・・・
まだ知らないワクワクがたくさん待っている春を一緒に目指していきます。

COMPASS発達支援センター大野城
所在地:〒816-0982
    福岡県大野城市畑ヶ坂1-10-22
連絡先:092-586-7328

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