COMPASS大村 ひとりから皆と一緒へと(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村のお友達の人との関わりや、集団活動へのアプローチは継続されました。
やがて利用開始から1年過ぎた翌年の7月になった頃、お友達の活動に徐々に変化が見られるようになりました。

お友達にしてみれば先生はしつこいと不快に思っていたのかもしれませんが、この集団活動参加への積極的な声掛けが功を奏したのか、次第に自分から集団活動でやりたいことを口にするようになり、皆に提案してくれるようにもなってきました。
この頃からお友達は、自分から先生やお友達に話しかける姿も見られるようになりました。

苦手なものを避けてしまう傾向は、集団活動だけでなく苦手教科にも見られましたが、学年が上がるにつれ次第に受け入れて取り組む姿を見せるようになってきています。

今でもまだ苦手だと考える課題には躊躇う姿勢が見られますが、できるだけ苦手意識の減少に繋がる具体的な方法をお友達の言動からヒントを見つけ出して意識を改善していけるように導いていきたいと考えています。

今年度、個別計画が更新され、新しい保護者様からの「会話がもっと明瞭になるように。」という新しいご希望があり、この春からは言語聴覚士による言語療法も開始されました。

重い気持ちでひとりで課題に取り組んでいたお友達、今は先生だけでなく、たくさんのお友達、新しい協力者に囲まれて、その世界が広がりを見せ始めました。
お友達がより良く素晴らしい未来を自分の手で掴むために、これからも共に寄り添い、見守りを続けていきます。

COMPASS発達支援センター大村
所在地:〒856-0832 
    長崎県大村市本町259-1-2F
連絡先:0957-54-3288

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