COMPASS鍋島 ゆっくりと柔らかに(2)

木曜日のCOMPASSです、
COMPASS鍋島のお友達が通い始めて10ヶ月が経ち、季節は冬から真夏へと移りました。

来所のたびに指示を受けて来所後のルーティンを学んできたお友達は、荷物を自分で持ち、トイレ、手洗い、検温を済ませて着座するようになりました。
靴もひとりで脱ぎ履きができるようになりました。

先生から指示された机に着座し、にっこり笑顔で課題へ取り組めるようになりました。
時折飽きてしまったり、難しい課題には戸惑うこともありますが、着実に着座時間が伸びてきています。
繰り返し行う発語練習の成果も出始めて、少しずつ発語が見られてきており、挨拶なども出来るようになってきました。

ひとつの単語全ての音を復唱することが難しかったのですが、きちんと復唱できるようにもなってきました。
自発的に「おはよう」「はーい」「あちっあちっ」といった言葉や、大好きなキャラクターの名前も言えるようになりました。

発語の増加とともに次第に落ち着きを見せるようになってきたお友達。
以前は、思い通りにならないときには決まって癇癪を起こし、ひっくり返って泣きだしていました。
切り替えられずにずっと泣き続けていましたが、そんな様子も次第に減ってきました。
癇癪が起きても切り替えられるまでの時間が少しずつ短くなってきています。

この春、年少さんになって、保育園での集団生活にも少しずつ馴染んできているお友達。
言葉は人と人とを繋ぐ素敵なツールとして大切な役割を担ってくれます。
たくさんの言葉を知り、使えるようになり、自発的な発語につながるように、お友達同士の距離を近づけるように言葉の学びを続けます。

また言葉は、心を伝えるための大切なツールです。
気持ちに沿った言葉を使いこなせるようになって、やがて感情のコントロール能力を向上させ、癇癪の回数を減少させられるでしょう。
COMPASSでは、これからもお友達がゆっくりと柔らかく成長を続けていけるよう、温かい見守りを続けていきます。

COMPASS発達支援センター鍋島
所在地:〒849-0937
    佐賀県佐賀市鍋島5丁目3-6
連絡先:0952-37-5938

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