生活介護Access 笑顔いっぱいの活動はエンドレス | COMPASS（コンパス）発達支援センター

生活介護Access　笑顔いっぱいの活動はエンドレス

2022年7月23日

土曜日のCOMPASSです。
生活介護Accessでは、ご利用者様の期待にできるだけお応えしたいと、月ごと、週ごとにさまざまなイベントを企画しています。
今日はその中からいくつかをご紹介したいと思います。
今年も春には皆さんと連れ立って公園へ桜を見に行きました。
満開の桜はとてもきれいで、大勢のお花見客がいました。
この日は好きなお弁当を注文されて、桜を眺めながらの楽しいお花見でした。

Accessは岡山市にあり、すぐお隣の総社市では市が企画したユニークなイベントが行われています。
「健康づくり」「観光活性」「環境保護」を目的に、「サイクリングのまち　総社」をめざしている総社市。
その取り組みの一環として市内32か所に「御輪印」というスタンプを設置し、自転車の走行距離や集めたスタンプでポイントがもらえて、そのポイントが商品券として使える来年3月までの企画なのだそうです。
アクセスのご利用者様も総社市へ散策で度々お邪魔しているので、散策に出かけたときにはスタンプを集めるのを楽しみにされているそうです。

眩しい笑顔で畑から収穫したじゃがいもを見せてくれたご利用者様。
これはAccessファームで、じゃがいもを収穫したときの１枚です。
収穫したじゃがいもは、ご利用者様にお配りしてご自宅へのお土産にしていただいたそうです。
秋の収穫を期待して、今畑にはさつまいもを植えています。
収穫できたら、今年は自分達の育てたさつまいもで作る「焼き芋」を楽しみにお世話されています。

同じご利用者様が室内でチャレンジされているのはこの梅雨時期に仲間入りしたステッパーという運動器具。
負荷のかかった左右のペダルを踏んで足踏みをするというものですが、これがなかなか重たくてステップを踏めないのだそうです。
危なくないように手すりに捕まりながら、みなさん交代で運動しておられます。

今年の梅雨はあっという間に明けてしまいましたが、晴れた日には散策に出かけるようにしています。
自然の風や美しい景色に癒されながら、自分のペースで歩く、歩く、歩く・・・・
その猛暑の中、歩き疲れたご利用者様がベンチで寝そべる姿もあり、その寛がれた姿に、心を開いてリラックスされているなぁと職員もほっと癒される瞬間なのだそうです。

岡山の「マンガ絵ぶたまつり」をご存知ですか？
これは高梁市の川上地区を代表するお祭りで「ねぶた」ならぬ「絵ぶた」が街中を回る楽しいお祭りです。
この絵ぶたは、地元有志が約3か月かけて製作したもので、どれも手の込んだ力作なのだそうです。
それぞれの絵ぶたの製作チームが絵ぶたとともに路上を練り歩き、「はねと」の踊りが加わるチームなど、この一夜にかける情熱に溢れて大いに盛り上がる夏の風物詩になっているそうです。

ここ数年はコロナ禍のためお祭り自体は中止されていますが、上位チームの作品は表彰されて、マンガ絵ぶた館に保存され常時展示されています。
Accessのご利用者様とここを訪れたのは土曜日開所の日。
Accessから1時間ほどかけてお邪魔し、楽しいひとときを過ごしました。

インパクトのあるオブジェに目をひかれますね。
今年、5回目となる瀬戸内芸術祭2022が開催されています。
この日、ご利用様達と鑑賞に訪れたのは、宇野港周辺の沿岸や児島湖で集められた漂流物で制作された「宇野のチヌ」（淀川テクニック）というオブジェです。
これは、第１回の「瀬戸内国際芸術祭2010」で生まれたもので、世界の各地から海を渡って瀬戸内に漂流したヌイグルミ、鍵盤ハーモニカ、傘、フライパン…、全てゴミ=廃棄物ですが新しい命を吹き込まれ、アート作品として宇野港に展示されています。

みなさんでお出かけするこういったイベント以外にも、例えば毎週金曜日はダンスの日と決めて楽しくダンスを踊っています。
COMPASSのお友達の方がよく知っていて上手に踊れると思われる「エビカニクス」がこの時期の流行りだったのだそうです。
職員もご利用者様も回を重ねるごとに段々と形になってダンスを楽しんできているのだそうです。

この日もまたご利用者様がお誕生日を迎えられました！
お誕生日には　職員がフルートの生演奏でお祝いさせていただいています。
レパートリーはまだ多いとは言えませんが、ご利用者様に事前にお聞きしたリクエストを演奏し、皆で歌う楽しい時間となりました。

こうして毎日飽きないよう、一つでも発見や感動があるようにとたくさんのプログラムで日々ご利用者様をお迎えしています。
散策、創作、畑の手伝い…、毎日の活動カレンダーにシールを貼り、50枚たまった方にはプレゼント！
…といっても、景品は、ポケットティッシュやウェットティッシュなのですが、シールが溜まっていく過程で頑張ったことや楽しかったことの一つひとつが思い出となり、達成感でいっぱいの笑顔で受け取られるご利用者様です。
その笑顔を拝見すると、また次のイベントを楽しいものにしたいという思いが溢れて、職員の気持ちにもご褒美シールが溜まっていくようです。