土曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松に昨年春から通い始めたお友達、最初にCOMPASS高松Jrに通い始めてから1年過ぎた頃には成長の兆しともいうべき変化が見られる様になってきました。

利用する回を重ねるごとに、次第にオウム返しが減り、コミュニケーションが取れる回数が増えてきました。
集団活動でも自由時間にもお友達と関わる様子が見られる様になってきました。

学習や活動中、集中できず時には寝入ってしまうこともあったお友達ですが、眠ってしまう様なことは見られなくなってきました。
もうオウム返しではなく、自発的に大好きなジブリ映画の話をたくさんしてくれる様になっているのだそうです。

元々明るい性格のお友達です。
お友達にも先生にも親しく接する様になった今、いつもひょうきんでおどけた様子を見せ、先生たちを笑顔にしてくれています。

この成長ぶりを保護者様も大変喜ばれ「お友達とのコミュニケーションが取れるようになって、学校でも仲の良い友達が出来ました。」という嬉しいご報告をいただきました。
特に、授業参観日にお友達が手をあげて発言できたことを、驚きとともにとても喜ばれていたのだそうです。

また、児童さん時代にお友達を担当していた先生がCOMPASS高松を訪れたときのこと。
久しぶりにお友達に会った先生は、お友達がオウム返しではなく、ちゃんとコミュニケーションが取れていること、たくさんお話ができるようになったこと、絵日記が上手に描けるようになったことなど、その成長に大変驚き、とても感動していたのだそうです。

小さな「できた！」の積み重ねで育ってきた自信が「できないよ」と初めから投げ出したりせず、お友達を頑張ってみようという姿勢に変えていきました。
まだ文章を書くことは正直苦手なお友達ですが、数のセンスが際立っていて、算数の計算問題は今では大得意な科目になりました。

ただ、算数はこれから文章題が増えていくため、文章は今まで以上にしっかり取り組んでいきたい課題です。
まだ、ここがGOAL地点と目指した目標にはまだ遠く及びませんが、これまでのお友達の努力とご家庭の協力、そして支援の結果、お友達が会話できるようになったという今の成長を皆で喜び、次の目標を目指していきます。

学ぶべきことはたくさんあります。
まずは集団活動に参加する機会を増やし、更にコミュニケーション力を高め、苦手な気持ちが楽しいに変わるよう、自分の気持ちを日記などの文章に表現出来るようになることを目指して取り組みを続けていきます。

COMPASS発達支援センター高松
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