COMPASS樟葉 歌のリズムに乗せて(2)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS Appleのお友達は、児童を卒業し、昨年春からAppleに通い始めました。
思うように体を動かせないお友達の運動訓練は、先生が補助しながら着座、握る、歩行訓練などを継続しています。
また、発語の訓練はお友達が大好きな歌を先生が歌って、お友達の手を叩いてリズムに合わせるところから始め、絵本や手遊びといった活動を継続してきました。

2021.4.15ブログより

歩行練習では、以前なら膝を伸ばしたまま前に出していただけでしたが、この足の送り出しが、自分で膝を曲げて前に出せるようになってきました。
まだお友達が自分でできるのは座ったままいざり移動ですが、補助している手に感じるお友達の力が確かに強くなってきています。
これまでも『楽しい』や『もう一回』などの意思表示は発声や手拍子等で見られていましたが、『イヤ』の意思表示が大きく出せるようになり、顔をしかめたり横を向いて相手に伝わりやすい表現をするようになって、お友達の意思が明確に伝わるようになりました。

これまでの取り組みに保護者様も「発語まではいかないにしても、楽しいと思った事や、まだやってみたいと思ったことなど、身体や、表情で感情を表せるようになってきています。」とお友達の成長を喜ばれ、また、膝曲げなど、歩行に向かっての自力で身体に力を入れることの進歩も確認しておられているとのことです。

1日・1週間といった短い期間では、ほとんどわからないかもしれませんが、児童の頃から通い始めて今日までのお友達の頑張りは確かに力強く握り返すことで成長を証明してくれています。
以前はほとんど感情を読み取れなかったのですが、言葉にならない思いを声にのせて発声するだけでなく、全身を使った感情表出が見られるようになりました。
例えば、嫌がる時には手を引くとか、そっぽを向くといったこと。
逆に甘えたいときには先生に抱き着いて首に手を回してきて、その力がお友達の強い意志を感じさせるほど、より強くなったこと。
嬉しいときに身体を前のめり気味に机に寄りかかって、ハグしたいと表現したり、喜ぶ声もとても大きくなったことなど、あちこちに成長が見られます。

少しでも前へ足を出せるように、少しでも言葉が出るように・・・
最近はプリントの学習にも力を入れ、コミュニケーションを取りながら笑顔で取り組んでいます。
これからもお友達の大好きな活動や興味のあるも絵本や手遊び歌を活用しながら、発声・発語・筋力の向上を目指し、継続した支援に取り組んで一緒に未来への道を歩き続けていきます。

COMPASS発達支援センター樟葉
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