COMPASS唐津Happiness もうお片付けできるよ!(1)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS唐津Happinessのお友達は一昨年の秋から通い始めました。
COMPASSに通う多くのお友達と同じように、お友達もまた言葉に困りごとを抱えていました。
発声、発音が不明瞭で相手に気持ちや要求が伝わりにくく、癇癪を起こしがちでした。
また、毎日の更衣や食事動作など自分のことを自分でやろうとしなかったようです。

保護者様はお友達の言葉が不明瞭であることが気がかりなので、言葉でお友達とのやり取りができるようになってほしいと願っておられました。
また、来年には就学を控えていることもあり、更衣や食事などの自分の身の回りのことを自分でできるようになってほしいと希望しておられました。
COMPASSでもまず巧緻性の指導でスムーズな日常動作を促し、滑らかな言葉でのコミュニケーションを目指し、発音・発声の訓練を行い、成長を目指していきます。

話そうとするけれど、不明瞭で伝わりづらく、それでイライラを爆発させてしまうお友達。
不明瞭でわからないよと、周りから子どもらしい残酷な言葉を投げられることもあり、お友達によっては恥ずかしくて口をきかなくなってしまうケースも珍しくありません。

まずは50音の発声が相手に伝わるように綺麗に発音する練習から始めました。
絵本を読み聞かせ、あいうえお表を発表しました。
「ひらがなのうた」や「2語文カード」などを使った発音の練習、自分の気持ちを相手に言葉で伝える練習を重ねていきました。

日常的な衣服の脱ぎ着、食事など誰でもやっている日常動作。
片付けてと言われても、お友達は脱ぎっぱなしの衣類を誰かが片付けてくれると思い込み、自分の仕事とは思ってもいなかったのかもしれません。

そこでCOMPASSでは、来所してからのルーティンからお弁当、学習の後の片付けに至るまでのスケジュールの中で、声をかけながら実際に靴や衣類を脱いだ離、脱いだ服を畳んだりハンガーにかけたりする練習をしていきました。

お友達が靴をしまうと、服をハンガーにかけると、先生はその度に「さすがね、すごいね!」と褒めちぎってくれます。
それがなんだか嬉しくて、次の日も、またその次の日も先生の声掛けで一連の動作ができるようになっていきました。

お弁当の機会があるときは実際のお弁当で、そうでないときには豆やモールなどで箸の持ち方や箸使いを練習をしていきました。
これらの日常動作は定着を目指す課題です。
一通りできるようになれば、あとは自主的に動けるよう定着するのを待つばかりです。
やがて「できる」が増えるごとに笑顔も増えていき、お友達はまだ経験のないことでも意欲を見せるようになっていきます。

COMPASS唐津happiness
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    佐賀県唐津市久里2978-6
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