COMPASS高松.Jr 逃げずに最後まで(1)

月曜日のCOMPASSです、
COMPASS高松.Jrに昨年の夏から通っているお友達は、この4月から小学生になりました。

保護者様が昨年のご利用前には、お友達が切り替えがスムーズにできないこと、またお友達同士の距離が測れないことに悩まれていました。
順番や勝ち負けにこだわることも気がかりで、お友達との距離がうまく取れるようになり、コミュニケーションが円滑になるように希望しておられました。

COMPASSではこのお悩みが解決されるように、お友達が一つひとつできるようになることで自信につながるように導き、COMPASSの集団活動の中でお友達同士の関わりがスムーズになることことを目標とします。

その年の夏から秋までの間、COMPASSではお友達と個別と集団を組み合わせた活動でお友達の成長を促していきました。
課題としては、COMPASSのプリント、音読、構音訓練、呼称課題、手先の巧緻性を伸ばす訓練などを選択しました。

学習はおしゃべりしながら個別に行われますが、気分が乗らないと集中が欠けてしまう様子が見られました。
苦手なことやお友達が多すぎると感じた課題のとき、思い通りに進まず、「できない…」と、マイナス思考になり、泣き出すこともありました。
その度に先生は寄り添って励まし、まず一つ、そしてもう一つと、諦めずにコマを進めるように促していきました。

そして一旦中断した課題が少し進んだとき、また最後まで頑張れたとき、その度に先生は最高の褒め言葉をかけてくれました。
少しでもお友達が負担を感じずに活動に取り組めるよう、その日やることを事前に話したり、時間配分を視覚的に伝えるようにして、見通しが立つように心がけていきました。

距離感が掴めないというお困りごとは、経験からの気づきで自発的に行動が変わる可能性が高い課題です。
そこで解決策として、まずは大人だけでなく、周囲のお友達とお話をする機会をたくさん作りました。
その対話において、集団の中での言葉遣いや好ましい態度、そしてルールがあることを学び取れるように促していきました。

今みたいに言われたらどう思うかな?
こう言ったらどう?
相手はこう言って欲しかったんだ・・・
遊びの中で、集団活動を重ねる中で、それまで見えなかったことがお友達に見えるようになってきました。
やがてどんな活動でも、お友達は周りのお友達と笑顔で参加する姿を見せるようになっていきました。
(後編へ続きます)

COMPASS発達支援センター高松.Jr
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 Ⅱ 号棟
連絡先:087-864-5328

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