COMPASS大村Link 心と行動の成長は…(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村Linkのお友達、通い始めてそろそろ3ヶ月目が過ぎようとしています。
ゴールデンウイークが明け、いつもの日常が戻ってきた頃には、お友達に少しずつ変化が見られるようになってきたといいます。

当初はコミュにケーションが苦手、食事をしたり、トイレに行ったりという生活の動作が得意ではなかったお友達。
気に入らないことがあるとやる気を失ったり、着座を促しても集中できる時間も短く、気に入った課題でなければ拒否が目立ちました。
余暇の時間や小集団での活動で人と関わる場面があっても、気に入らなかったり、使いたいおもちゃを他のお友達が使ってたりすると順番を待てずに取り上げてしまったり、癇癪を起こすこともあったのだそうです。
その度に先生はお友達と落ち着いて話し合う機会を何度も作り、いいこと悪いことの判断を促すように努めていきました。

そして、この2ヶ月余りでお友達は大声をあげたり、相手に手を出したりする頻度もかなり減ってきたといいます。
少しずつ周囲のお友達との輪が広がりを見せ、保護者様が気に掛けられていた同年代のお友達とのコミュニケーションのノウハウをマスターし始めると、お友達が笑顔を見せるようになってきました。
お友達への関心見られ始め、集団活動へも比較的スムーズに参加できるようになり、自分から「今日は〇〇君、くる?」と尋ねるようになってきました。

そんなお友達の変化を保護者様も認められ、「初めての放課後等デイサービスの利用にもかかわらず短期間で事業所にも慣れ、家でもお友達や先生の話や、その日あったことを話してくれたりしています。」と話してくださいました。
先生も保護者様に「事業所でも仲良しになったお友達から今日来るかなぁ?と聞かれるようになっていますよ。」とお伝えすると「予想以上に楽しく利用しているみたいでほっとしています。」と言われたとのこと。
お友達が成長への道を歩み始め、また保護者様が安心しておられる様子に先生もとても嬉しかったそうです。

成長は、周りがいくら働きかけても、当の本人が望んで、また努力しなければうまくいきません。
お友達の頑張りと、諦めない働きかけが実を結び、お友達は保護者さまの懸念しておられたことの1つであるお友達との関係の構築は、どうやら少しずつ順調に走り始めているようです。
仲間のお友達同士で楽しそうに交流するお友達の笑顔は確かな手ごたえを感じさせてくれます。

次のステップとして、語彙の獲得や言葉の明瞭化を目指し、さらに重点的にSTを中心に言葉の療育に時間をかけ、丁寧に関わっていきます。
言葉を習得して会話が弾むようになると、お友達同士の関係もさらに素晴らしいものになり、たくさんのお友達から刺激を受け、より心も言葉も行動もさらなる成長を期待しながら歩みを止めず進んでいきます。

COMPASS発達支援センター大村Link
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