COMPASS宿毛 会話を目指して(2)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS宿毛に春から通井始めたのは、春から小学校1年生のお友達です。
見慣れない場所には近づこうとせず、特にトイレなど狭い場所には怖がって入れませんでした。
言葉が不明瞭なこともあり、コミュニケーションも、人と関わることも苦手でした。

「学校を嫌いにならずに、楽しく通ってほしい。」と希望しておられた保護者様が望まれていたように、COMPASSではお友達自身で完了できることを増やし、コミュニケーションの向上を図っていきました。

初めは個室にもトイレにも入れずにいたお友達、集中も続かず離席してしまうことが多かったと言います。
それでもしっかり関わり合い、お友達の成長の芽が成長していくように一つでもきっかけを探し、少しでも伸ばせそうな課題を見つけると、成長を促していき、できたら褒め、頑張れたら褒め、というようにお友達の気持ちが意欲に向かい、成功体験を増やしていきました。

文字を書くことも不慣れなお友達は、当初筆圧がとても弱く、文字と判断できにくいものでした。
それでもできたことを褒め、筆記具の持ち方を教えながらできたら褒めて自信に繋げていきました。
その繰り返しの日々の中で、着座時間が長くなり、少しずつ筆圧が強くなっていきました。
着座が定着し始めると日常的な動作も自信が溢れるようになり、事業所内での怖がる様子も減り個室やトイレへの入室も行えるようになってきました。

利用開始前は「楽しく通う」ことを願い、お友達の様子を見守っておられた保護者様。
着座や集中が長く続かないと心配されていたのですが、保護者様のご心配をよそに学校へも元気に通えていて、先生からCOMPASSでも療育時間での姿勢保持は若干崩れることがあっても、概ね離席なく着座が行えていることを聞いて、とても喜んでくださっています。

保護者様からお友達がCOMPASSへ通うことを楽しみにしているとお聞きして先生も嬉しかったと話しています。
COMPASSの先生も課題への取り組み姿勢が変わり、少しずつ集中できる時間が長くなってきていると成長を喜んでいます。

小学生になって初めての夏がやってきます。
お友達が少しずつ興味を持ち始めた学習課題の「ひらがな50音の読み書き」や「数の概念」「計算の習得」などを一つ一つわかりやすい説明を心掛け、寄り添い「わかると楽しい」「解けると嬉しい」と感じてもらえるように導いていきます。

もうすぐ始まるお友達の始めての小学生の夏休みには、いつもより長い時間COMPASSで過ごすこともで着るため、日々のイベントなども活用してお友達とのコミュニケーションが取れるような機会を作り、もっと関わりを増やしていけるように図っていきます。

COMPASS発達支援センター宿毛
所在地:〒788-0000
    高知県宿毛市宿毛5380-1
連絡先:0880-63-1738

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