水曜日のCOMPASSです。
COMPASS姫路のお友達が通い始めて5ヶ月が経ち、お友達は小学校で初めての夏休みを迎えた頃。
お友達はまだ勇気を振り絞ってプリントに取り組む必要があるようですが、それでも通い始めと比べると最後まで頑張って自分の名前の練習をする姿に大きな成長を見せていました。
文字の読み書きだけでなく、他の教科にも意欲を示し始めたのもこの頃だったそうです。

取り組み姿勢に変化が見られた夏から６ヶ月くらい経過した翌年のお正月を迎えた頃には、自分で何も見ずに名前を書けるようになっていました。
今でも苦手意識は完全に消えていませんが、ひらがなではバランスや綺麗に書けているかを意識しはじめ、先生に自分から「どうですか？」と尋ねるようになり、丁寧に書こうとする意識が育ち始めています。

これは文字を書くときだけでなく計算問題や月例プリントなどでも見られ、以前はどんな課題でもざっと書き殴るだけでしたが、今は書き終わってから何度か自分で確認するようになりました。
これまではプリントが終わっても黙ったままでしたが、やり終えて確認も終わると、先生に『できた！』と言えるようになってきています。

他の苦手な課題にも変化が見られ始め、拒否から取り組もうとする姿勢、苦手意識に囚われて動けなくても気持ちを切り替えようと頑張る姿に変化が見られるようになってきています。
学習姿勢の改善を試みる傍ら、保護者様が気にしておられた「物の管理ができるようになること」を目指し、注意を促したり、意識できるように働きかけています。

整理整頓がまず苦手で、なかなか整然と片付けられませんでしたが、少しずつ片付けに自分のルールが整い始め、苦手であることは今も変わっていませんが、これまで視界に入らなかったことも見えるようになってきて、変化に向かって歩み始めています。
まだ忘れ物をすることもあるので、先生は声掛けを欠かせません。

通い始めて、１年と半年。
お友達は少し前まで見せていた書き殴るといったやり方でなく、丁寧に関わろうとする姿勢、苦手なことへも頑張ろうとする姿勢を見せるようになりました。
整理整頓や物の管理に関してはまだ改善の余地はありますが、これからも丁寧に関わり、お友達の日常がより丁寧に送れるように、成長へと繋がることを目指して歩み続けていきます。

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